新・水俣まんだら

  • 緑風出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846101169

作品紹介・あらすじ

水俣病のために貧しくとも豊かな故郷を離れざるを得なかった人たちが、第二の人生を目指した途端に水俣病を発病する。見知らぬ地で病気と差別に耐えた末に、せめて一矢をと裁判に立ち上がったのが、初の県外訴訟となったチッソ水俣病関西訴訟である。未認定のまま放置された1万人余の患者たちがせめて命あるうちにと、政府解決案による苦渋の和解に応じるなか、わずか58人で裁判を続ける道を選んだ。本書は、チッソ水俣病関西訴訟の患者たちの人生と闘いの記録である。

著者プロフィール

1966年、大阪市立大学大学院理学研究科修士課程を修了後、同大学理学部教員。公害調査や被害者支援にも取り組み、1983年より大阪市大自主講座を主宰、環境問題の教育・研究を始める。大阪市立大学の教育改革と立命館大学で、大学教育のパラダイムシフトを目指して「双方向型授業」を開講する。
主な著書:『環境と人間―公害に学ぶ』(東京教学社、1995年。2001年に新版)、『大学授業改善の手引き――双方向型授業への誘い』(ナカニシヤ出版、2005年)、『大学を変える、学生が変える――学生FDガイドブック』(ナカニシヤ出版、2012年)など。

「2017年 『双方向型授業への挑戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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