脱原発の市民戦略

  • 緑風出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846112042

作品紹介・あらすじ

脱原発を実現するためには、原発の危険性だけを指摘すれば十分と考える人も多い。しかし同時に原発は電力政策やエネルギー政策の面からも必要ないという数量的な根拠と、経済的にもむだで高くつくということも明らかにすることも大事だ。本書は、原発推進派の言い分がいかに根拠のないものであるかを明らかにし、脱原発の市民戦略をさまざまなデータを駆使しながら、具体的かつ説得力のあるシナリオを提案する。また、原発自主避難者への支援活動を続ける「おいでんせぇ岡山」の運動を紹介し、新しいコミュニティを考える。

感想・レビュー・書評

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  • 第6章、脱クルマも脱原発への道、という章もあるように、エネルギー代替戦略を総合的視点から簡明に書いた書。

  • 脱原発の方針には賛成の立場ですが、意見があまりにも偏り過ぎているのと、文章がややこしくてわかりづらい。こういう本を書くには公平性と客観的な視点と、徹底的なわかりやすい表現が必要。

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著者プロフィール

1953年 東京都生まれ。
1976年 早稲田大学大学院修士課程修了。技術士(化学部門)。
1977~2000年 化学プラントの設計・安全性審査に従事。
現 在 環境経済研究所(技術士事務所)代表、法政大学非常勤講師(環境政策)。
主 著 『交通のエコロジー』(学陽書房、1992年)、『自動車にいくらかかっているか』(コモンズ、2002年)、『持続可能な交通へ――シナリオ・政策・運動』(緑風出版、2003年)、『市民のための道路学』(緑風出版、2004年)、『脱・道路の時代』(コモンズ、2007年)、『高速無料化が日本を壊す』(コモンズ、2010年)、『脱原発の市民戦略』(共著、緑風出版、2012年)、『原発も温暖化もない未来を創る』(共著、コモンズ、2012年)、『日本を壊す国土強靱化』(緑風出版、2013年)、『原発避難計画の検証――このままでは、住民の安全は保障できない』(合同出版、2014年)

「2015年 『「走る原発」エコカー 危ない水素社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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