ビーガンという生き方

  • 緑風出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846119027

作品紹介・あらすじ

「VEGAN=ビーガン」という言葉は、完全菜食主義などと訳され、豆腐と玄米を好む極端な食事法、女性に人気の健康志向の生活スタイルとみられてきた。
 しかしそれは薄っぺらな理解といえる。本書はこうした誤解を丁寧に解き、ビーガンとは、動物搾取の産物を可能な限り一掃しようとする考え方で、具体的には、肉・乳・卵・蜂蜜などを避け、衣では絹・革・毛皮・羊毛などを避け、さらに動物実験を経た化粧品を避け、こうした動物搾取を推進する企業や研究に反対する社会運動であることを解説する。動物搾取、人種差別、性差別、階級差別に反対する、脱搾取=ビーガニズムの入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 脱搾取派

    間違いなく自分の中で何かが変わった1冊

    菜食というのは手段でしかなく、差別や暴力、虐待などの問題を解決する一歩

    衣服や、動物実験を経た化粧品などにも目を向ける

    この本を読み始めてから、肉を食べていない、、
    ても、確かに宗教味はあるから、気をつける
    ライフスタイルの一つとして
    自己満っちゃ自己満????

  • ツケを払うのは今生きている世代ではないと言う作者の言葉に強い衝撃を受けました。この読書体験によってビーガンへの第一歩を踏み出そうと思います。脱搾取の流れがもっと世の中に流れるよう願っています。

  • 【推薦コメント】
    世界的に広まりつつあるビーガンを含めたベジタリアンという生き方を初心者にもわかりやすく解説、説明してくれる初級本。ビーガンについて全く知らない人にもわかりやすく説明されている。
    (生命環境科学域 2年)

    【所蔵館】
    総合図書館中百舌鳥

    大阪府立大学図書館OPACへ↓
    https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000940715

  • ・環境を壊す世代はツケを払う世代ではありません。それが問題です。

    ビーガンは哲学であり、生き方そのもの。これから多くの人がこの方向に進むと感じた。
    私は自然な食物連鎖に反しない限りは動物食もよいと考えているので、動物についての記述には少し激しさを感じた。しかし、工場畜産に反対であるのは同じなので、参考にしたい。

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著者プロフィール

活動家・文筆家。1992年にインドで1頭の牛と出会ったことをきっかけに肉食をやめ、10年後にビーガンとなる。動物の権利に関する著書にBleating Hearts: The Hidden World of Animal Suffering とStriking at the Roots: A Practical Guide to Animal Activism(ともにChangemakers Booksより刊行)がある。妻のローレン・オーネラスとともにカリフォルニア州に在住。

「2019年 『ビーガンという生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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