GAFAという悪魔に

  • 緑風出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846120160

作品紹介・あらすじ

GAFA:グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの軍団は、いかなる抵抗も受けないまま、私たちの日常生活を侵略している。その目的は、領土の征服ではなく、情報を集積・支配し、精神を征服して、物品の購買、レジャー、仕事、思考、趣味・嗜好に関して、依存的な精神状態を作り出すことだ。この4つの企業は、あらゆる規制や罰則をすり抜けて私たちの生活を独占し、金を巻き上げられる人々の熱狂でのし上がってきた。人口別で、世界第1位の国はフェイスブックなのだ。ひとつの企業が図々しくも国家にまで成り上がろうとしたことは、かつて一度もなかった。
 人類史上、最も愚かな行為は、彼らの覇権を前にして、そのデジタル的計略に熱狂して参加することだ。このGAFAという悪魔とどう戦えばいいのか?

感想・レビュー・書評

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  • 人口別1位 Facebook、2位 中国、3位 インド、4位 google

    デジタル技術は思いやりよりも「関係を管理する」方を好む
    なぜ自分の個人情報データを自分で売らないのだろうか?

    ネットの吸血鬼
     ネットでのひそひそ話
    EU 一般データ保護規制GDPR
     インターネットを立ち遅れされると同時に良くする

    希望とは世界で一番お金のかからない商品

    デジタルに対する人間の優位性=批判精神
     AIは水平方向、全体をフラットに見る能力がない

    手段としての人工知能
     翻訳できるが翻訳した内容は理解していない
     私たちは神を恐れるものの、悪魔を恐れない 

    フランス人「慎重派で保守的で自己中心的」
    スパイダーマン「大きな力には、大きな責任が伴う」

  • 作者の問題か訳者の問題か、読み難い内容であったし、広告業界にいる作者だったためか、Facebookに対する批判がヒステリックだった。
    ただ私達の情報がGAFAにダダ漏れである事に危機感を再認識した。スマートスピーカーが勝手に我々に心地良い音楽や情報を流すと言う事は、悪意のある者が悪用すればマインドコントロールも可能になるのでは。

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著者プロフィール

1934年パリ生まれ。薬剤師の資格を取得するが方向転換し、シトロエン2CVによる初の世界旅行を敢行。帰国後はジャーナリストとして活動する。さらに広告業界へと身を投じ、1970年に自分の広告会社RSCGを設立する。発展を遂げたRSCG社は、1996年にヨーロッパを代表する広告企業グループ・アヴァスと合併する。現在の彼は、アヴァス・グループの副社長を務める。
彼は、数々の企業・商品などの広告キャンペーンを手がけ、また政治キャンペーンでも辣腕を振るう。社会党のミッテランが劇的な逆転当選を果たした1981年のフランス大統領選挙をはじめとして、フランス以外のカメルーン、ガボン、トーゴ、ポーランド、イスラエル、チリ、セネガルなどの選挙キャンペーンにも関わった。
2008年にはレジオン・ドヌール勲章を授与された。今も現役の広告人である。
彼の著書は25冊を数えるが、邦訳されているのは彼の若い時代の自叙伝『広告に恋した男』だけである。

「2020年 『GAFAという悪魔に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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