汚染水海洋放出の争点: トリチウムの危険性

  • 緑風出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846121204

作品紹介・あらすじ

2021年4月、政府は福島原発事故による汚染水を海洋に放出することを決定した。公聴会の圧倒的反対、地元漁業関係者や住民、国内ばかりか近隣諸国の反対の声を無視した決定であった。その根拠となった政府「多核種除去設備等処理水の取り扱いに関する小委員会」の海洋放出案は、さまざまな放射性物質を含む汚染水による海洋汚染、トリチウムの危険性、敷地やタンクの増設や他の処理方法を検討しなかったり、無視した杜撰なものであった。
 本書は、トリチウムの危険性と汚染水放出の問題点について、一般読者向けの概括的でやさしく分かりやすい解説書であると同時に、国の放出案を逐条的に批判し、汚染水の海洋放出に反対する人びとの手引き書でもある。

感想・レビュー・書評

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  • トリチウム水問題を考える | 原子力資料情報室(CNIC)
    https://cnic.jp/8203

    「復興と廃炉」に向けて進む、処理水の安全・安心な処分~ALPS処理水の海洋放出と風評影響への対応|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁
    https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/shorisui.html

    緑風出版│汚染水海洋放出の争点(ISBN978-4-8461-2120-4)
    http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-2120-4n.html

  • [鹿大図書館・冊子体所蔵はコチラ]
    https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC12389954

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著者プロフィール

1950年香川県高松市生まれ。大阪市立大学経済学部大学院博士課程単位取得。マルクスの恐慌・危機理論と第二次大戦後の資本主義の経済循環、太平洋戦争下日本の戦時経済動員などを研究。民間企業勤務の後、早期定年退職。語学学校にて翻訳および技術翻訳講師。
共著『原発問題の争点』(2012年)、『放射線被曝の争点』(2016年)『東京五輪がもたらす危険』(2019年)いずれも緑風出版を分担執筆。

「2021年 『汚染水海洋放出の争点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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