- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847018299
感想・レビュー・書評
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【あらすじ】
森の中を男が歩いている。
「俺がみんなを殺した。俺のせいだ……。」
冬原嶺志は何度もこの夢を見ていた。
3年前に亡くなった兄が残した3歳の息子・利明が女の子と友達になったと言うが、誰もその姿を見ることができない。
そして利明は嶺志の家に白い鳥が見えると言う。
嶺志が会社で任されている仕事も停滞していた。
そのような時、兄の親友で外科医をしている新村と偶然再会する。
セラピストをしているという瑠璃子を紹介してもらい、催眠療法を受けることになった。
そこで見た嶺志の前世は……。
【感想】
「必然の連鎖」というサブタイトルが表すように、最後に主要登場人物が一堂に会し、ハッピーエンドで終わります。
ただ、ただ一人、嶺志の奥さんの親友・祥子さんの問題だけが、解決していないように思います。
次は祥子さんが瑠璃子さんのセラピーを受けて人生を定めてほしいものです。
前世催眠って、すごいですね。私にも前世はあるのでしょうか。前世催眠を受けると思い出すのでしょうか。
私も一時、色々な催眠療法を受けに行き、テープやCDも購入しましたが、効いたという実感はないですね。催眠術にかかりにくい性格なのでしょうか。
眠れない夜、一気に読んでしまいました。105分。まだまだです。
まだ眠れなくて、というか余計眠れなくなったので、前世セラピーのCDを取り出してきて聴きましたが、見られませんでした。
しかしこれを機会に、色々買って放置している前世催眠CDを聴いてみようと思います。
前世催眠療法を疑似体験して考え方を変化させるような、いい作品でした。
「実体験をベースとするフィクション」ということです。
前世と人生の関係は、「事実は小説より奇なり」を地でいっていますね。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20141105/p1詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
会社のtake free libraryにあったので読んでみました!ん〜といういうことで☆2つ。
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普段前世のことなんてなんとも思わなかったりするけれど、ちゃんと自分の中には前世の記憶は残っているのかなぁなんて思いました。けっこう章ごとの区切りがあるので読みやすいといえば読みやすいし、読みにくいといえば読みにくい。
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how to 本ではない。前世療法を経て、人との出会い=シンクロニシティーを通して、本当の自分に気付く物語。
『自分が“こうしたい”と思ったことが善しで正解で成功』 -
2009/09/18
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シンクロニシティーという言葉に引かれて読んだのだが、内容的には自分が期待していた日常で起こる、不思議な偶然の一致とは違ったもので、輪廻転生に関するスピリチュアルに関してであった。
少し期待はずれで残念。
周りの人を見ながら、もしかして、前世でも何か繋がりのあったのかもと空想にふけるのも面白いとは思うのだが。