どうしたらおもしろい人間になれますか? ~よしもと式クリエイター養成講座の現場から~ (ヨシモトブックス)

制作 : よしもとクリエイティブカレッジ 
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本棚登録 : 64
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847019784

感想・レビュー・書評

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  • 家族が借りて来たので読んでみた。
    「話術を磨いて面白い人になる」ための本かと思ったら違った。
    「よしもとクリエイティブカレッジ」(YCC)というスタッフやクリエイターを育てるための学校があり、その講義をまとめたもの。

    仕事を円滑に進めるための人間関係構築や、クリエイターとしてどう独自性を出していくか、ヒットコンテンツを生み出すためにターゲットをどう絞り込むかなど、これはもうビジネス本だ。

    でも、一般的なビジネス本として読むにはやっぱり内容が片寄っていて、中途半端な印象を受けた。

    巻末にYCCの紹介や卒業生のコメントなども載っているので、YCCに行きたい人には役に立つ本だと思う。
    他の人にはあんまり…。

  • 本書のタイトルを見ると
    笑いがとれる人間になるための
    本のように思いますが、そうではありませんでした。

    もっとビジネス的な本です。


    本日ご紹介する本は、

    吉本興業が設立したクリエイター養成校である
    よしもとクリエイティブカレッジの講師の著書。
    内容はビジネスとしてクリエイティブな
    思考をするためのヒントが書かれた1冊です。

    ポイントは
    「普通と違う」

    なにか新しいものを作り出して
    それをビジネスにするには
    普通と一緒ではだめです。

    普通に考えて、普通に作ると
    普通のものしかできません。

    まずは「コイツおもしろいな」と
    思わせることが何よりも大事です。


    「ムダ」

    日常の仕事では、極力ムダを省き、
    効率を追求する必要があります。

    でも、新しいものを作るときには、
    えてして結構な努力とムダが必要になる場合があります。

    新しいモノづくりに取り組む場合は、
    一見ムダと思えることもそれなりにする覚悟が必要です。


    「既にあるツール」

    ビジネスとしてクリエイティブを手がけていくなら、
    すでにあるツールをどう生かしていくか、
    という視点が欠かせません。

    ビジネスでは、速く、安くがポイントです。

    全ていちから考えて作るのではなく、
    今すでにあるツールを利用したり
    組み合わせたり、改造したりして
    新しいものを作ることを考えてみましょう。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    「合う、合わない」と言う前に、他人が自分とは違う感覚をもっていることを認識し、おもしろがること
    まずは「コイツおもしろいな」と思わせることが何よりも大事
    モノづくりとは、膨大な努力とムダの上にこそ成り立っているもの
    何かを作ろうと思っている人は、普通の人と一緒じゃだめ=好奇心で引き出しを増やす
    みんなが100がんばっているのなら、自分は200がんばるという気持ちこそ大事
    ビジネスとしてクリエイティブを手がけていくなら、すでにあるツールをどう生かしていくか、という視点が欠かせない
    どんなにおもしろいネタも、多くの人に見てもらわなければビジネスにならない
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    「いま、本当に現場で必要とされる」教えとは?
    1 仕事にはこうして向き合う
    2 自分を表現して売り込むために
    3 コミュニケーション力を磨く
    4 必要とされる発想力と考え方
    5 エンタメ業界を知る
    特別対談 板尾創路×白岩久弥―「発想するヒント。形にするヒント。」
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/04ae6cb0c1c921f2.png
     

  • 「合う、合わない」という前に、他人が自分とは違う感覚を持っているのだということを認識し、おもしろがること。そして、自分が他人に見ているのは、その人の多面的な顔のほんの一面に過ぎないのだと意識すること。他人に対して、「人って様々だなぁ、人間て面白いなぁ」という感覚を入れ込むことはとても大切

    常識と非常識の間にある「コミュニケーションできるおかしさ」があるかどうかが目安 魚コード
    現実世界→心の世界→現実世界

    ギターと三味線
    何かを足すと何かを引く

  • ・一流芸人。①知的欲求が強い、②ものを正面からみない、③人を見る目がある。
    ・一流のスタッフ。①元気、②会話力・コミュニケーション力、③知識とそれを表現するボキャブラリー、④ちょっとした野心、⑤さぼらない、手をぬかない
    ・表現者としてのスキルを高める10ヵ条。①言葉はつくってよい!②視点を変える、③歴史の現場に立ち会う!④逆を考える!⑤思い立ったらやる!⑥違和感をモノにする、⑦何でもネタフリだと思え!⑧オウム返しはアホの証拠!⑨「あれ」って言うな!⑩笑を手段に!
    ・準備があるからチャンスをつかめる

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