じつは危ない食べもの ~健康志向・安全志向の落とし穴~ (ワニブックスPLUS新書)
- ワニブックス (2011年6月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847060366
作品紹介・あらすじ
好評既刊『じつは体に悪い19の食習慣』の続編が登場!「低脂肪」「ノンカロリー」「血糖値を下げる」などいかにも健康になれそうな食べものが氾濫する現代。体にいいはずと思ってわざわざ選んで買っていませんか?そんなヘルシー風の食品はどのように作られているか知っていますか?まっとうな食べもの・食事を探求し続けてき著者が、ちまたの健康志向や安全志向、美容・ダイエット志向の間違いを正し、"体にほんとうによい"食べものの選び方を教えます。
感想・レビュー・書評
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食の安全性についてはずっと漠然とした不安をもってきていた。
これからの人生を考えると、「良いものを摂る」ではなく、「悪いものを摂らない」ことを進めないといけないんだろうと思っていた。
そして、食生活習慣を変えるきっかけにしようとこの本を手にとった。
知っていること知らないことを含め、食の安全性がいかに危機的な状況にあるか、多くのショッキングなことが書かれている。
正直なところ、それでどうすれば大丈夫になれるの?と思わされる。
安全な食べ物なんて手に入れられそうにない。
変われるとしたら、自分の生活スタイルを変えるだけじゃなくて社会全体が変わらないととうてい無理。
でも、著者は書いている。
東日本大震災と原発事故をきっかけにこれだけの内容を公表することを決意したと。
きっとこういう流れは加速していく。
自分だけ工夫して安全な食べ物を確保しようとするのてまはなく、皆が安全な食べ物を当たり前に食べられる社会にしていかないといけない。
そらが自分が当たり前に安全な食べ物を食べられる状態だから。
まずは、この本を適正に評価して、より多くの人に読んでもらいたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
言っていることは良く分かる。
けれど普通の社会生活を送る送っている大人は、これらを実行するのはかなり難しい。
土から野菜を育て時給自足の生活をしなければならない。
外出しても外食はまず無理。
子供達も他の友達と出掛けたり遊ぶことも難しくなる。 -
ファストフード店で働くようになってから食事に関して以前より気にかけるようになったので,読んでみました。
食品添加物はよくない,ということは漠然と知っていたけど,香料とかたんぱく加水分解物など,よくコンビニ食品の材料に見かけるものも有害なのだと知り,驚愕。
…自炊,しよう。 -
資料ID:92113606
請求記号:
配置場所:新書コーナー -
個人的に食への感心が高まっていたため、大変興味深く読みました。
ただ、穀物:豆…がしつこいかな。
そして、食品業界の現状が分かったとしても、自衛出来ることが余りにも少なく、救われないまま終わりを迎えた感じ。
明日から何を食べようかな? -
食べ物に関する様々な真実。知れば知るほど、食べることが怖くなるが、できるだけ体に悪いものを取り入れる量を減らすことが、病気になる確率を減らすものと思うので、気を付けたいと思う。