できる大人は、男も女も断わり上手 (ワニブックスPLUS新書)

著者 :
  • ワニブックス
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847061141

作品紹介・あらすじ

「断わり上手」は「お願い上手」だから「つき合い上手」で「幸せ上手」。ビジネス、恋愛、家庭、SNS、近所づきあいなど、銀座のママがそっと教える、"カドの立たない"お断わりの作法。

感想・レビュー・書評

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  • 同じ断りでも相手に与える印象は色々。

    プライベートでもビジネスでも、気を悪くさせずに上手く受け流したいモノ。
    カドを立てない7つの断り方は当たり前かもしれないけど、改めて見るとそうだよなと思うもの。

    カラオケが苦手なお客様が歌を断るときのフレーズはジェントルマンだなぁと関心。
    歳を重ねるほど、その歳にしてのかわし方をサラッと言えるようになりたいものです。

  • あまり中身がない
    太字を読むだけで終わる内容

  • それなりの会社でそれなり評価されてる方が見たら

    という内容な感じを受けると思います。

  • 基本的なことだが

    わかりやすく書かれている。

  • 断った後の展開まで考えて断り方を考えることが大事。
    目新しいことはなく当たり前のことが書いてあった。

  • 相手に期待を持たせないこと、もしくは代案の提案をすること、を応用する、ということが本書のメインに見える。

  • プライベートやビジネスの場面で誘いを断る時、不必要に相手を傷つけていないかを学ぶために読んだ。真新しいことは書いてないけれど、それが実践できているかと言われればNO。あと、断るの語源の話は面白かった。

  • 20180529
    話の弾みで紹介しちゃって責任とって購入。
    本屋でめくった時はいらんかなとは思ったけど、引きずるの嫌だったのでゲット。
    まあ結果的には良かった


    断る基準を決めとけ

    感謝&お詫びのセットで断れ。相手を否定するな

    断りっぱなしじゃなくて代案でフォロー

  • 今日の2冊目の書評ブログは「できる大人は、男も女も断り上手」伊藤由美(銀座「クラブ由美」オーナーママ)です。
    まず断れない人には傾向がある、と論じます。すなわち、
    ①申し訳なくて断れないー真面目なお人好しタイプ
    ②相手からの評価を気にして断れないー人の目が気になるタイプ
    ③「何とかなるだろう」と断らないー無責任な安請け合いタイプ
    と3パターンに分類されます。
    またこう断言します。周囲から信頼されている人、人望が厚い人というのは総じて、できないことは「できない」とはっきり言える勇気を持った人です。
    従って
    A:最初から「できない」とはっきり断った。
    B:断れずに仕方なく引き受けたが、できなかった。
    では天と地の差があります。
    すなわち、Aは信用され、Bの方は信用を失ってしまう。つまり、同じできないなら、最初から引き受けない方が信用度は上がるのです。
    著者はこうも言います。
    「断るのは失礼ではないー思うほど相手は気分を害していないもの」だ。
    たとえば、逆の立場になって考えてみよう。自分が頼んだり誘ったりした側だったらどうでしょう。
    もし相手に「ごめん、都合が悪くて」とていねいに断わられたとして、それだけで「私の頼み(誘い)を断るなんて、とんでもないやつだ」と激怒しますか?しないでしょう、と問う。
    確かに、はっきり断られるとその瞬間、頼んできた相手はがっかりするかもしれません。
    でも、よほど”つっけんどん”な断わり方をしない限り、相手はそこまで傷ついたり、あなたの全人格を否定するまで恨んだりしません。
    たいていは「そうなんだ。じゃあ仕方ない。ほかの誰かに頼んでみよう」くらいに思っているのものです。
    だから、著者はこうも言います。
    「断るのは自分で「よかれ」と判断した結果。自信を持てばいい」
    伊藤さんは本書を書くにあたって「断る」という言葉について改めて調べられたそう。
    「断る」の語源は「こと(事)をわる(割る)」つまり「物事がいいか悪いか、正しいか正しくないか、有益か無益かなどを区別して判断し、論理的に説明する」という意味です。
    なるほどと、伊藤さんがと思ったのは「論理的に」というニュアンスです。論理・道理の「理」、そしてこれは「ことわり」とも読みます。
    つまり依頼や誘いの申し出を辞退する際に、「事情(道理)をきちんと示して、辞退が理に適っていることを伝える」行為が「断る」なのです。
    そこで著者が考える「断わり方上手になるための7つの作法」を紹介します。
    ①あいまいな表現や態度をとらないー断るなら、はっきり断る
    ②自分が言われてイヤな断り方をしないー相手を否定しない
    ③「感謝&おわび」のセットで断わるー断わることで相手を否定しない
    ④断わりっぱなしでなく「代案」でフォローするー「その代わり~」の効用
    ⑤「断わる理由」は簡潔&明確に伝えるー冗長なほど「言い訳」に聞こえる
    ⑥ウソの理由は”諸刃の剣”ー「方便」と「NG]を使い分ける
    ⑦「断わる基準」を持つー「悩んでズルズル引き受ける」を回避する
    とここまで書いてきたが、これを見て「俺ってなんでも安請け合いしちゃう~」「断わり切れなくて~定時に帰れない~」という方は、ぜひ本書を読んで欲しい。銀座で35年間トップを走ってきた著者の含蓄がうかがえます。大野は目からうろこでした。(大野も断わり切れないタイプ❤)

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著者プロフィール

銀座「クラブ由美」オーナーママ、東京生まれの名古屋育ち。18歳で単身上京。1983年4月、23歳でオーナーママとして「クラブ由美」を開店。以来、〝銀座の超一流クラブ〟として政治家や財界人など名だたるVIPたちからの絶大な支持を得て現在に至る。本業の傍ら、公益社団法人動物環境・福祉協会Evaの理事として動物愛護活動を続ける。著書に『スイスイ出世する人、デキるのに不遇な人』『できる大人は、男も女も断り上手』『「運と不運」には理由があります』(いずれもワニブックス【PLUS】新書)などがある。

「2023年 『銀座のママに「ビジネス哲学」を聞いてみたら - 40年間のクラブ経営を可能にした、なるほどマイルール48』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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