- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847062131
作品紹介・あらすじ
作家としても意欲的にノンフィクションや小説などの作品を発表し続ける参議院議員の青山繁晴氏。青山氏の名著のひとつである『ぼくらの哲学』(2017年刊)に書下ろしの新章を加えての新書化。たった一度の敗戦で国家の理念や哲学を失ったと思い込んできた、あるいは思い込まされてきた我々日本人。そんな私たちが今こそ再確認すべき「公のために生きる哲学」を考えるためのテキストとなる一冊です。その題材はインド訪問や沖縄の普天間問題など。それは、参議院議員になる以前、民間のシンクタンクの社長兼首席研究員として「現場」を大切にしてきた著者が歩んできた足跡が照らし出す珠玉の論考でもある。
感想・レビュー・書評
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内容は沖縄 白梅の話が半分ほどを占める。それはいいがちょっと古い。ほぼ6、7年前に雑誌連載されたもので仕方がないが。
日本を独立国とするために、頑張れ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の思想がどれだけ染められたものなのか理解できる。
人類史を観てもただただ戦い、かつ勝者の都合による歴史であること、盛者必衰であることは後世から見れば自明である。
その冷静さを欠き自国を眺める居心地の悪さ、窮屈さが理解できる。戦後80年を前にして、明治維新後時隔て陥った空気感と似ているように想像され、まさに自国の悪癖を実感するのである。
他人のために生きる、仏教感にもいているが、そのような生き方を自問し、そのように過ごす地球での日々が幸せなのだろう。
そしてこの日々を広げるために、五観をもつ人物に投票できるかが、問われている。 -
このご時世、志を持った国会議員に会えた事がとても嬉しかった。
白梅の塔の話は涙が出ました。