若者わからん! - 「ミレニアル世代」はこう動かせ - (ワニブックスPLUS新書)
- ワニブックス (2018年6月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847066085
感想・レビュー・書評
-
消費者としての若者、採用対象者としての若者、育成管理対象者としての若者。区別してそれぞれ考えていく必要がある。
感情と仕事は切り離して行動すべき。特に怒りや苛立ちといった感情は、部下に悪影響詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今読めば少々古いか? とも思われますけれどもまあ、今時の若者? の生態は捉えているかと…。
作者が昭和のノリを受け継いできた世代だからか、なんだか若者を研究しているようで、その若者たちに対してあまり好感は持っていないような気が…(笑)
しかし、俺がこう思うんだからお前従え! みたいな上下関係バリバリなノリはおそらく今時の若者にはウケないだろうし、あまりやりすぎるとコンプライアンス的に? 問題になるかも…
というわけで、今時の上司群はやたらと年下の人たちに気を遣う…そんな世の中になってきましたね…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
今時の若者の生態を描いた箇所は面白かったんですけれども、後半の、これからの世の中についてどう対処していくか、著者が持論を述べるところはつまらなかったかな、と…
あと、この本、コロナ前に書かれたものであって、コロナがあってから超売り手市場の若者たちもどうなったのか、と…心配ではありますねぇ…。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー -
Audible にて。
今読むにはすでに古い内容。
言葉の端々から、この著者こそが1番若者を見下しているように聞こえた。 -
あんまり参考にならなかった。
-
横から目線で
-
結構、愚痴っぽい。
-
●チルってる若者を、企業や上司はどうモチベートしていくべきか。
●有効求人倍率がバブル期を超え、若者が強者に。義務教育の全てがゆとり教育だったスーパーゆとり世代が、あなたの職場にやってくる。
●人手不足倒産が本格化。運送、老人福祉施設、木造建築工事、ソフト開発。
●すべての時間や労力を「自分以外の事」に注ぎ込むつもりはない、と言う感覚なのがミレニアル世代である。コスパより、タイムパフォーマンス重視。
●パソコンスキルが低い子が意外と多い
●表面の柔らかで調和的な態度と、内面の頑固さと個人主義のギャップが、ミレニアル世代の特徴なのだ。
●「私は悪くないし、だから直そうとは思わないけど、状況的にあなたの気分を害してしまってごめんなさい」と言う意味の「ごめんなさい」
●超売り手市場は、若者が必要な忍耐を学ぶ経験の場を奪い、世の中に存在しない理想郷を追い求めさせつつあるのだ。
●奨学金をもらう学生の割合がとうとう50%を超えた。仕送りの額はピークだった1994年の124,900円から2016年は85,700円まで下がっている。
●アスリートの世界においては、上の世代よりも断然にレベルが上がっているスポーツのジャンルがたくさんある。人口が減ったことで、社会や親からの資金を集中投下されてきた人がいることや、ゆとり教育によって増えた自由時間を有効活用できた人がいたことなど。
●中高年世代にとってのSNSは、主に「ブランディングの場」だ。若者が嫌う世相に対する持論も、ワインやマラソンの投稿も、中年世代からすると自分のブランディングにつながると思い込んで載せているのだ。一方で若者にとってのSNSは「仲良くつながる場」だ。決して過剰に何かをアピールしない。
-
若者を理解して、若者に迎合することが必要なの?と思いながら読み進めたけど、著者が一番言いたかったのは、「おわりに」に書いてあった。
「おわりに」を最初に読んでたら⭐️⭐️⭐️⭐️だったかもしれない。 -
(概要)
人口減少社会において若者の価値が相対的に上がっている。昔ながらのHRMでは今の若者(ミレニアル世代)を動かすことはできず、彼らの目線で接することが重要である。
(感想)
転職も一般的になりつつあり、どちらからというと今まで異質だった日本の雇用システムが世界標準化しつつあるようなイメージを持っている。若者に選ばれない企業はもはや生き残れなくなる。ますます組織がフラット化する中で変わらなくてはいけないのは間違いなく経営者や年配者。