- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847066535
作品紹介・あらすじ
BLM運動をきっかけに、日本でもアメリカの警察官に対して
疑問の声が高まっています。
本書は、在米作家が日本とはまるで違う常識で動いている
アメリカの警察の「生の姿」を徹底的にリポートします。
・連邦の警察と州の警察は何が違うのか?
・アメリカではお金を払えば警察官になれる?
・司法取引とは何か?
・映画によく出てくる「保安官」の役割は?
・警察官は本当に人種差別している?
など、多くの日本人が持つ疑問に答える形で
アメリカの警察、そしてアメリカ社会の実態を知ることができる一冊です。
感想・レビュー・書評
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冷泉氏はアメリカ在住のジャーナリスト。主にメルマガでその記事を追いかけてきたが、今回、トランプ本以来の書籍購入。日本の記者と呼ばれる人々は安定した会社員という地位と高給を求めているだけで、ジャーナリストではない。使えない高給取りの典型。冷泉氏の記事には、俯瞰と細部と利用法があり、たいへん役立つ。今回の書籍もあまり期待して購入したわけではないが、タイトルの事実に驚愕。国が変われば、制度も変わる。当たり前のことを認識を新たにした。それぞれが歴史を持って現在の姿があり、矜恃もあるのだろう。
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以外に的を居ている‼️
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アメリカの警察機構ってどうなっているのだろう?ポリスの他にシェリフという人もいるし…と思っていましたが、日本人向けにそれを解説してくれる本が出ましたので早速に読んでみた次第ですが、結構目から鱗でした。国家公安委員会、警察庁を頂点とした一体とした組織である日本の警察機構組織とは、アメリカの警察はかなり…全く異なるのですねぇ…驚き。
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アメリカの警察や治安維持組織の仕組みに興味があり購入したが、実際にそういったものに書面が割かれているのは半分ほどで、もう半分はアメリカの抱える差別問題や銃社会と警察との関係性についての著述である。
市警察・保安官・FBI・シークレットサービスなど、いろいろな治安機関の話が網羅的に紹介されていいるものの、もう少し突っ込んだ内容であればもっと良かった。
銃社会や人種差別についてはアメリカの闇の部分ではあるものの、その闇と日常的に接するのは警察官であり、警察官から見た問題の捉え方は参考になった。