世界のニュースを日本人は何も知らない3 - 大変革期にやりたい放題の海外事情 - (ワニブックスPLUS新書)
- ワニブックス (2021年12月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847066658
作品紹介・あらすじ
元・国連専門機関職員の著者が忖度なしで書く
25万部突破の大人気シリーズ 第3弾――
「世界はそんなことになってたのか!」
日本のメディアが報道しない驚きのニュース満載
(内容紹介[一部])
●国際的危機、戦略大外れの仰天顛末
●各国「コロナ対応」のその後……
●「東京五輪」世界の反応はどうたった?
●日本代表に「外国ルーツの選手」が多かった理由
●世界の「日本人気」に意外な新展開!
●日本の街の風景が「海外動画サイト」で大人気
●海外の人がやたらと歌舞伎町に詳しい理由
●世界各国「国民性イメージ」の大嘘
●意外!?欧州マウンティング狂騒曲
●カツカレーがイギリスで独自変異を遂げていた!
●なぜ海外の人々は日本の駄菓子をわざわざ輸入するのか
●日本人女性がやたらと国際結婚をする理由
●育児や家事負担の不平等、世界事情では? など
世界を見る目が“ガラッ"と変わる!
新しい体験をあなたに。
感想・レビュー・書評
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シリーズ3作目の情報アップデート版。
前作で表現のとんがっていた部分が丸くなり、内容も日本上げが増えた印象。だいぶ叩かれたのかな(笑)と邪推。TV、新聞をはじめとしたマスコミの偏向報道(ムダに日本叩き)に物申すスタンスは変わらず。ミスリードされないよう読者に訴えかけている。
アニメや生活用品、食文化、コロナ対策など、あまり持ち上げすぎるのもバラエティ番組のようで気持ち悪い。とはいえ現在、世界(欧州)に通用しているストロングポイントが何なのか、外から眺めることは、国内マーケットの衰退が見えている昨今では有益だと思った。
また本作では欧州の治安レベルがよく分かる。意外と悪い。その背景に、経済の落ち込みがあることも数字から説明されている。数字を疑えばキリはないが、大局で見ておけば良いかなと思う。
巻末は情報検索の仕方も教授してくれる。論文検索や英語サイトなどハードルが高いので、噛み砕いてくれるのが助かる。3作目も良著。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このシリーズもかなり安定化してきた印象です。日本と国際的な動きのギャップを感じさせられました。
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欧州や世界での日本の立ち位置。
欧州は環境保護に熱心で、北欧は治安もよく住みやすい国の様にいわれますが、本書ではそれを否定。
また日本の文房具やお菓子、漫画が世界では大変人気があるなどなど。
コロナ禍になって、日本と世界を比較するニュースがよく流れますが、イギリスなどの感染予防やワクチン接種などを称賛していた記事も初期の頃はありました。
日本人は、自分たちを卑下することが多いかなと日々のニュースを見て感じていましたが、必ずしも当てはまらないことが多い気はしていました。何となく本書で、それを再確認した具合でしょうか。
世界のニュースを知る上で、翻訳に頼らない英語力はやはり、必要とのこと。 -
日本で生活しているとなかなかわからない「外から見た日本!」について、様々な視点で書かれており、面白かったです。
日本は海外から見ると、そんな感じに写っているのかーと参考になることも多かったです。
ぜひぜひ読んでみてください。 -
前2冊が面白かったので、今回も書店で見かけて即購入。
「ニュース」というよりも、ニュースにすらならないリアルな欧州が記載されている本。
きっとこれがリアルな海外なんだろうなと思う。 -
著者の谷本氏は、第一弾で日本をディスっている様に書いていたが、だんだん日本の良さを読者に伝え、海外のDQNぶりを露骨に表現する様になってきた。出来れば主観のみで無く客観的な数字に基づいたデータを見せて欲しいと感じた。
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日本ではとかく外国ではどうのと、悪い意味で比較報道されがちだが先進国とされる国の実態は実はこんなもん。
また日本が諸外国に対して過大なイメージを持ってるが実態は、、、
・北欧パパ活
・スポーツは上級国民の娯楽
・国民性イメージは一部の海外旅行客やマスコミに作られた虚像である
等
とファクトをもとに世界を見直せる本。
なお、ところどころ主張や主語の拡大縮小が入る点は要注意。 -
2よりもディープな内容。海外に幻想を抱く人々に対するアンチテーゼ。海外の方が日本よりもいい点もあるだろうから、もう少しフラットな比較があっても良いかなと。
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最新の情報を知るには英語ができないとどうしようもない、に同感。
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1巻から立て続けに読んだ。
欧州それぞれのキャラなど、繰り返し登場するエピソードも多い。
何にせよ、主語を大きくしすぎることや、一度だけ最初に聞いたことを信じてしまうことを、振り返るべき。