40歳で何者にもなれなかったぼくらはどう生きるか (ワニブックスPLUS新書)
- ワニブックス (2023年6月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847066931
作品紹介・あらすじ
この本は、まっとうなキャリア本ではない。
サラリーマン無理ゲー社会における
“40歳役職なし版”の人生攻略本だ!
たまたま就職する時期が悪かったというだけで、
「つじつまが合わないことだらけで
腑に落ちないキャリア人生」を余儀なくされた、
今を生きる40代。
「マンネンヒラ」は実に4割超えにもなるとか。
それでも明るい未来を目指し、
ビジネス書のなかに解決の糸口を探そうとしても
世にあるビジネス・自己啓発本は若者向けのものばかり……。
本書はそんな悩みから生まれた、
サラリーマン無理ゲー社会における
“40歳役職なし版”の人生攻略本です。
読み終えたあなたはきっと、
何者にもなっていない「私」を誇らしく思える!
(内容[一部])
●裏切られてきたぼくたちの叫び
●「学歴」がなくなるって言ってなかった?
●正社員になればきっと未来が開けると思っていた
●40歳で役職がつかないサラリーマンは6割
●“上”にも“下”にも気を使わないといけない……
●40歳を超えて新しい変化はまず訪れないと知れ
●「組織人」をやめ、「仕事人」になれ!
●ぼんやりと生きろ!
●それでも新しい希望の光は見つかる
(プロフィール)
河合薫(かわい かおる)
健康社会学者(Ph.D.)
千葉大学教育学部を卒業後、全日本空輸(ANA)に入社。
気象予報士としてテレビ朝日系「ニュースステーション」などに出演。
2007年、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。
産業ストレスやポジティブ心理学など健康生成論の視点から
「人間の生きる力」に着目した調査研究を幅広く進めている。
また、働く人々のインタビューをフィールドワークとし、
その数は900人を超える。
著書に『残念な職場』(PHP新書)、『定年後からの孤独入門』(SB新書)、
『50歳の壁 誰にも言えない本音』(MdN新書)など打数。
感想・レビュー・書評
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世代的にも納得するところが多かったので楽しく聞かせてもらいました。
ただ残るものは無かった。今は自分がやれることをやるだけ。
スーパー昭和おじさんは確かにいるけど、自分があと数年後どうなるのかは不透明。
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何が言いたいのか?なんの勉強にもならない内容だった
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沁みすぎる…
就職氷河期世代ど真ん中ですが、氷河期なの?位上手く行った就職活動。但し第一希望は落ちた…
初職から大企業6社目ながら憂いまくり、涙
中流危機ナウ、汗 -
自分は何者にもなれない1人だか
本まるまる全て
そんな貴方でいいの!とひたすらそれを理論武装していく事に使われて
自分はあまり救済されていなかった -
「主体的」「具体的」に動くスイッチを押す!すべての人に常備されてるけど、押せるのはあなただけ。それがいくつになっても人格的成長を遂げるコツとな。勇気づけられる、人生攻略本!
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第4章の7箇条はとても良い。何者ってなんなのかだけど、東証プライム市場上場企業の役員なのか?ノーベル賞受賞者なのか?オリンピック金メダリストなのか?肩書きに拘ってる時点でダメ。要はやりたい事をやれ、家庭、仕事、健康のバランスをとれ。「人生思い通りにならなかったけど、結構面白かったと」思える様に思考停止にならず、動き続けろ!という事かと。最後は愛に溢れるエールでした!
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別の本取った際にたまたま発見。以前よくコラム読んでいたこともあり、久々に手に取った。
序盤は何かと辛くなりそうな話が並ぶが、著者も言うように「大変だったけど人生楽しかった」と思うための一冊という感じがした。
後半の7つのメッセージは、自分がこの先どのように生きていくかを考えていく上で、背中を押される感じがしてくる。頭の片隅においてやっていくことが、他者の評価に振り回されず生きていくという上でも大事かなと、思う。