世界と人間を操る お金の学校

著者 :
  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847073427

作品紹介・あらすじ

教えて渡邉先生。学校や、社会はもちろん家庭でも、絶対に教えない、剥き出しのお金の真実。裏も表も知り尽くした、お金の達人に聞くぶっちゃけマネー論。Q&Aでわかりやすく解説Q そもそもお金ってなに?A 国家の「信用=国力」で成り立っている“共同幻想”ですQ 人民元が基軸通貨になる可能性は何%?A 自由な資本取引を制限している以上、難しいでしょうQ 円安と円高どっちがいいA デフレでは円安のほうが有利なことが多いでしょうQ なぜドルは暴落しないの?A ドル支配体制は世界諸国にとってもメリットがあるからですQ 金利と利子は違う?A 「利子(利息)」は金額であり、その利率が「金利」ですお金を学ぶということ「経済」の語源は「経世済民」世よを経(をさめ)、民たみを済(すくふ)が語源であり、政治と経済は表裏一体の関係にあります。本書で解説しているお金はそれを操る道具であり、これを制したものが勝者となります。現在、世界は大きな変動期にありますが、そこには普遍的なものがあり、その最たるものが金といえるのかもしれません。世界最古の職業の一つが金貸しであり、現代の金融であるといえるのです。お金を学ぶことは歴史を学ぶことであり、政治を学ぶことといえるのでしょう。(本文より)

感想・レビュー・書評

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  • 渡邉さんのメルマガでもたまに解説されている内容が、本になってより詳細な解説になった印象です。全体的に易しい解説にはなっているものの、用語の意味や歴史的な知識(特に近現代の世界史)がないと、理解するには難易度が高いと思いました。まさに教科書。分からない箇所はちゃんと調べながら、また何度も読み返したいです。
    金融の世界の歴史は奥深くて面白い、と思えたのが1周目の収穫でした。

  • お金は道具だ、何の道具か。交換の道具、蓄積の道具。うーん。エネルギーをコストで見るのはどれだけでいいのかなあ。経済の視点で見るというのはそういうことなのか?諸々納得いったりいかなかったり。こういう言い方する人のパターンがある気がする。

  • 登録番号:C002535、請求記号:金融コース

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著者プロフィール

1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。海外の経済情勢に精通すると同時に内外の経済・政治状況のリサーチと解析に定評があり、2009年に出版した「本当にヤバイ!欧州経済」(彩図社)で欧州危機を警告してベストセラーになる。
近著「山口組分裂と国際金融」「パナマ文書」(徳間書店)「トランプ! ~世界が変わる日本が動く」(ビジネス社)「貧者の一票」(扶桑社)など。

「2017年 『平和ボケ お花畑を論破するリアリストの思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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