あたりまえを疑え。 自己実現できる働き方のヒント

著者 :
  • セブン&アイ出版
3.50
  • (13)
  • (32)
  • (27)
  • (8)
  • (4)
本棚登録 : 408
感想 : 40
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860087920

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 買わなくてよかった。。。
    少し前、本屋に平積みになっていたこの本。図書館で予約していて、順番が来たので読んでみました。
    この作者の人がどんな人かよく知りませんが、内容が軽い、軽すぎる。半分読んで、あとは諦めました。
    そもそも、「あたりまえ」って誰にとっての「あたりまえ」何だろうか。この人が思う「あたりまえ」がずーっと描かれていて、本当にこの人、周りの人のことよく見てんの?って違和感がずっと続きました。
    〝時間は大事。暑い日など快適でない日は迷わずタクシー通勤している。そんなお金ないよって人は、そのお金をどうやって稼ぐかを考えるチャンス。〟
    は?何言ってる?
    全くついていけず。
    「あたりまえ」にがんじがらめになってしまってるんですかねー、わたし。
    珍しく激しく合わない本にあたりました。

  • 未来志向。否定的な言葉しか言わない人は時間泥棒。諦めたら思考も停止する。判断し続ける。

  • 常識に縛られたら、思考は停止する

    ◆考えるための3フェーズ
    ①ひとりの時間を作り、自分で考えを熟成させる
    ②ディスカッションで多様な人たちと考えを交換
    ③信頼出来る誰かに話しながら、考えを構築検証する

    ◆タスクの優先順位
    「見落としたらまずいタスク」を先に持ってくる
    見落としを前提に、自分が忘れても「自分の代わりに覚えていてくれる人」をつくる。

    ◆報連相と時間の関係性
    報告と連絡→過去から現在までのこと
    相談→現在より未来のこと

    重要1
    今の自分のスピードを測るためには、仕事の中身をすべて棚卸しする必要がある。そし手すべてのタスクについて「どのくらいの時間で完成するのか」を順にはかってゆく。

    重要2
    ボトルネックとなっている要因
    ①習熟度が低い
    ②やり方が自己流
    ③そもそも興味が無く嫌々やている

    ◆困ったときに助けてもらうコツ

    先に貸しを作る。「得意なことを自分で決めて」その得意な事で先に相手の役に立つ。

    良質な情報
    いいインプットを得るためには、いいアウトプットを先に発信する必要がある。

    重要3
    「いつも」「みんな」「たくさん」というような感覚的な言葉をよく使う人は、「私は仕事が出来ないです」と自己発信しているようなもの。
    具体的に数値化データ化を意識した状態で考えるクセをつける


    自分で・・
    自分で考える、自分で判断することは何より重要。

    自分の得意な事をアップデートする。
    そのために「自分は何ができるのか」「何に興味をもっているのか」「どれほどそれに夢中なのか」紙に書き出して言語化する。

    「何もかもが無くなったとき、自分には何が残っているか」を考えて日々を過ごす。そういう危機感を持つ。

    ◆聞き手が喜ぶプレゼン

    自分が「話したい・伝えたいこと」は必ずしも相手にとって「欲しい・必要な情報」「聞かなくてはいけないこと」ではない。

    「聞いた人が喜んで行動に移すこと」これがプレゼンの極意。

    どうすれば「聞き手」がハッピーになれるのか?を第一に考える必要がある。しかし、おおいにして、機能・サービス内容を理解させることを目的にしてしまう。

    プレゼンは、聞き手への「プレゼント」である。

    まず、「相手はこうなったらハッピーになる」という仮説を立ててみる。常に相手のことを考えてみる。

    「相手が求めていること」「相手が気づいていない事を気づかせてあげる」ような話を心がける。

    他者(相手)の期待を理解(意識)する。

    ◆プレゼンピッチの作成のコツ

    ①そもそも「文字」で説明する必要はあるのか
    ②選んだ色に意味はあるか?
    ③隅から隅まで文字で埋めていないか

    プレゼンにおける視点誘導(またはコンテンツの配置)
    ひとは、「左から右」「上から下」への視点の移動が自然。配置にはそれに気を配る

    ◆伝わるプレゼンを実行するコツ

    ・体験をオーディエンスと共有する、「共有感覚」を事前に持つ
    →プレゼンで伝える「課題」と「改善効果」が顧客のイメージと合っているかなど。
    →問題・課題が、顧客の感じている捉えているものとあっているかどうか

    ・車の営業の場合
    実際に運転するのは誰か?ご主人では無く奥様が主体の場合。
    →奥様が運転しやすい車・・・という点をプレゼンする
    →実際に使う人に寄り添ったプレゼンにする。

    ・否定語を使わない
    「でも」「だって」「そうはいっても」という否定語を使うのはタブー。

    出来ない理由をいくら言っても、自分のフアンは増えない。出来る理由や方法を探してゆくから自分のファンは増えてゆく。

    専門知識よりも「多くの人に伝わる力」を重視する。

    自分に負荷をかけて、劣化を防ぐ。

    諦めない。(同調圧力にまけて)諦めることに慣れてはいけない。

    ◆マネジメント

    マネジメントとは判断すること。

    マネージャーがやるべき事は、「モチベーションが上がる環境」を作ること。

    失敗への対応
    なぜ起きたか(why)誰がかかわったか(who)ではなく、現状把握と次へのアクションを考えるのが鉄則。

    責任の範囲を明確にする

    「長時間働いた」「時間をかけた(時間がかかってしまった)」仕事は「効率が悪かった」仕事である。

    なぜ時間がかかったかを考えて無駄なタスクを省いてゆく。

    マネジメントを擦る立場の人間は、「他者を下げて自分が上にゆく」と言うことをしなければ良い。
    上を目指すプレーヤーがいれば、それをサポートする事を明確に伝えてあげれば良い。

    コミュニケーション能力を磨き、すべての言動に責任を持つ。

    「人や状況によって自分の軸を変えていないか」常に自省・自己分析する。

    マネジメントはフェアでなくてはならない。

    なりたい自分を具体的にイメージする。

    ◆自己投資

    睡眠は最大の自己投資。
    ・睡眠時間をどれだけ確保できるか
    ・睡眠時間をどれだけ取れば自分は最高のパフォーマンスをだせるか
    把握すること。

    ◆有効な情報発信の原則

    ・1次情報を発信する
    1次情報とは「自分が体験した情報のこと。

    ・情報発信にむけて「自分の得なことを、まず3つ」あげる。そしてその3つをかけあわせる。
    ・いつかは来ない。じぶんで「いつ」を明確にする
    ・夢は人に伝える。そうするとかないやすくなる。

    ◆時間の本質
    前にしか進まないという不可逆性。

    人は、老後、ロボットに世話をしてもらいたいかと聞くと「嫌だ人間にしてもらいたい」という。しかし、トイレの後、ウォシュレットで綺麗にしてもらうか、人に拭いてもらうのがイイかと聞くと、ウォシュレットという。

    人は知らないうちにテクノロジーの進化を受け入れている。

    ◆変化

    変化は「受け入れられない」ものではなく、「受け入れたくない」ものである。

  • 「未来志向」こそが、これからの時代に必要な資質。

    強い思いが柔らかい言葉で表現されていて、一人でも多くの日本人がこの本に触れて影響を受けてくれればいいな、と思える書でした。

  • あたりまえを疑え。 自己実現できる働き方のヒント
    著:澤 円

    「あたりまえ」という思い込みが仕事や生活、そして人生の中には実はたくさん存在している。大切なのは、思い込みを捨てて「どうすればできるのだろう?」と考えること。なぜなら、思考は行動に直結するからである。これまで「あたりまえ」と思っていた思考のクセを根本から疑い、自分の頭で考えることができるようになれば、一歩前へと進んでいける。

    役に立たない思い込みを捨て去ることで現状を打破し、成長を遂げるための考え方と、具体的なノウハウが以下の5章の疑うにより構成されている。
    ①時間・タスクを疑う
    ②ルール・慣例を疑う
    ③コミュニケーションを疑う
    ④マネジメントを疑う
    ⑤自分自身を疑う

    短期的な視点では、今までのルールや概念に基づきそれに対応していれば、それなりの実績や成果を残すことができる。しかし、未来志向で捉え直せばそれが正解とは限らない。

    新しいことを生み出し続ける、やらなくても、それを頭にもっておくとおかないでは、選択肢の数が減る以上に弊害が大きい。

    人によってあたりまえは多少は異なるかもしれないが、あたり前を疑って、自分軸だけではない、周りの幸せや未来志向を軸としたあたりまえを作ることがあたりまえになれば、その恩恵は回りまわって自分に返ってくる。

    疑うことだけはなく、代替案を提示し、行動し、継続する。
    それがセットとして「あたりまえ」を疑い続けたい。

  • OL時代に読んだ本。
    自分にはあまり響かなかったけど、会社生活がマンネリ化している人にとっては刺激になる本。

  • フライヤー2019/05/14 09:48

    ・〇〇だから無理思った瞬間:前進することはない
    ・残り時間増やすことは出来ない
    ←⚠️ 直面している問題の多く:時間を無駄にしていること「時間の無駄に対する抵抗感が薄れていること」によって引き起こされている

    ・自分の価値を見つける:0→1を生み出す
    ←この世にないものを生み出すための時間を割く
    1.1人の時間を確保し,自ら考えを深める
    2.多様な人とディスカッション
    3.信頼出来る人に話して考えを構築・検証

    ・考える時間を作る
    →タスクを効率的にこなす
    1.出来るタスク,出来ないタスクに分ける
    ←時間の貸し借り:自分の強み活かす,人の時間を借りる
    2.ひとつのタスクに集中する
    3.タスクにかかる時間を把握する
    ←調整しやすい

    ・ボトルネックを把握し,改善する
    ←ボトルネックを取り除けば、最速のスピードで突っ走れる
    ←ボトルネックの理由
    :習熟度が低い,やり方が自己流,そして、興味がなく嫌々

    ⚠️自分の強みを作る:時間の貸し借りするため
    →外のものさし持つ
    →アウトプットする
    ← アウトプットせざるを得ない状況を強制的につくり出す

    ・インターフェース(外面)を磨く
    ←自分の内面を正しく伝えるため
    →なりたい自分,見られたい自分を言語化する

    ・いい情報の発信:自分だけの一次情報の発信
    →⚠️得意なことを3つ掛け合わせるとよい

  • 外資系志望の新卒の人には響きそうな内容。中堅どころになると、出来る人とできない人が現実にはいることを身に染みて感じるはず。誰かのレビューにもありましたが、買うまでもない本、また時間のない人は4章だけ読めば十分でしょう。
    「髪型や服装でなりたい自分を正しく伝える」では、自身の長髪をハイリスク・ハイリターンな自己投資だと説明していますが、リスクは「この髪型で仕事がいい加減だと風当たりが強くなる」でリターンは「すぐ覚えられやすいのと下手な仕事はできないと自分を律することができるツール」としているが、やはり外資系向きの人なんだなあと納得しました。普通の人が日本企業で馬鹿正直にこれをやると職場では浮き、仕事にならないこと請け合いますので気をつけて。

  • 詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=14157

  • 驕らず、継続し、目標を立てよ〜

全40件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

澤 円(さわ・まどか)
株式会社圓窓代表取締役。立教大学経済学部卒業後、生命保険会社のIT子会社を経て1997年にマイクロソフト(現日本マイクロソフト)に入社。情報コンサルタント、プリセールスSE、競合対策専門営業チームマネージャー、クラウドプラットフォーム営業本部長などを歴任し、2011年にマイクロソフトテクノロジーセンターセンター長に就任。業務執行役員を経て、2020年に退社。2006年には、世界中のマイクロソフト社員のなかで卓越した社員にのみビル・ゲイツ氏が授与する「Chairman's Award」受賞した。現在は、自身の法人の代表を務めながら、琉球大学客員教授、武蔵野大学客員教員の他にも、スタートアップ企業の顧問やNPOのメンター、またはセミナー・講演活動を行うなど幅広く活躍中。

「2021年 『「疑う」からはじめる。 これからの時代を生き抜く思考・行動の源泉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

澤円の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×