古本屋ツアー・イン・京阪神

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860112929

作品紹介・あらすじ

大好評!!神保町篇、首都圏沿線篇に続く〈古本屋ガイドルポ・シリーズ〉第三弾は、古本の都・ザ・関西!

神保町の古本屋を全店制覇した『古本屋ツアー・イン・神保町』、首都圏各所に散らばる古本屋を沿線ごとにたどった『古本屋ツアー・イン・首都圏沿線』と、厖大な数の古本屋をめぐり続けている「古本屋ツアー・イン・ジャパン」こと小山力也氏による、京阪神古本屋ガイド『古本屋ツアー・イン・京阪神』です。京都、大阪、神戸の「これぞ」という名店から、滋賀、奈良を含め、近年目立つニューウェイブ系や個性派の迷店まで歩き尽くした渾身の一冊。

ほぼ全編書き下ろしの本書は、2015年末から毎月のように関西へ足を運び、一から店を訪ね歩いた汗と涙の結晶により、各店の立地や店内の雰囲気、品揃え、店主の風貌までを徹底レポート。歴戦の古本猛者たちが称賛する独自の観察眼が冴え渡っています。

巻末には、関西古本界の重鎮・古書善行堂の山本善行氏とめぐる大阪古本屋ツアーや取材の悪戦苦闘ぶりを綴った「制作日記」も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 埋もれていた一冊。
    不覚にも今まで気づかずに本棚の奥に追いやられていた。
    初版2016年である。
    そういやこの年くらいから図書館で借りることが多くなっていた。
    古本屋ツアー本になるのだか、京阪神を中心にそれぞれのお店の個性を記している。
    そして、店内の様子や棚位置や本の種類、店主の癖など読んでいても楽しめる。
    おもわず、ここへ行こうかな、と興味の湧く古書店もある。

    京阪神古本屋の歩き方の対談もあって、山本喜行さんと小山力也さんの2人の楽しんでいる様子もよくわかる。
    ちょっとした日記やマップもわかりやすくていい。

    今は、2022年だからそのまま変わらずにあることを願う。

  • 古本屋にロマンを感じなくなった自分に気づいた。

  • 掲載店舗の多さに脱帽。
    そして、悔しい。件数の多い京都や広範囲に広がる兵庫の古本屋ならともかく、天神橋筋や奈良のお店は踏破していると思い込んでいたら…。
    有難いことに簡易MAPもつけてくれているので、これを片手に、環状線周りや京都周辺をぶらつきたい。

  • 関西、行きたくなりますなぁ。

  • いい古本屋さんあるかしらー?と思って借りた1冊。
    かなりマニアックな本屋もたくさん載ってた。

  • この本のためにわざわざ取材されたとは、お疲れ様です。

  • 京阪神の古本屋がどどんと紹介。知っている店はそうそうと頷きながらも新たな発見があり、知らないお店はそうなんだと行きたくなる古本屋好き必携の本。

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著者プロフィール

小山 力也(こやま・りきや):1967年神奈川県生まれ。古書や古書店に関する著述、編集業で活躍する。 全国の古書店を探訪調査する古本屋ツーリストとしてブログ「古本屋ツアー・ イン・ジャパン」も運営。また、乾坤グラフィックの名義で装丁などを手掛けるデザイナーとしても活動。編書に『野呂邦暢 古本屋写真集』(ちくま文庫)、著書に『古本屋ツアー・イン・ジャパン』(原書房)、『古本屋ツアー・イン・神保町』『古本屋ツアー・イン・京阪神』(本の雑誌社)など。

「2023年 『疾走! 日本尖端文學撰集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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