本の雑誌389号

制作 : 本の雑誌編集部 
  • 本の雑誌社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860113513

感想・レビュー・書評

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  • いつものように届いた本誌をゆっくり楽しんでいたら、なんと!「本の雑誌社が菊池寛賞を受賞」というニュースが飛び込んできた。なんともはや、長年の読者としては驚くやら嬉しいやら、とっくにもらっててもおかしくないよ、やっとわかったかと妙に鼻息を荒くしたり、そうこれは高野秀行さんが講談社ノンフィクション賞を受賞したときの気持ちに似ている。なにはともあれ、まことに喜ばしい。本の雑誌社の皆さん、椎名さん、目黒さん、おめでとうございます!

    今月号の特集はSFで、今年一番の面白さだった。大森望・鏡明・牧眞司のお三方による21世紀のSFベスト100がボリュームたっぷり。こういう企画があると、さて自分は何冊読んでるかな?とつい数えてみる(皆さんやりませんか?)。読んだのが31。うち、面白かったのが16。途中で挫折したのが6。多いのか少ないのか、うーん、微妙だ。

    ベスト1は「皆勤の徒」だったが、これは未読。たぶん読まないと思う。苦手なタイプだと思うんだよね。大好きな作品がある一方で、こりゃ読めんというのもあるのがSFで、おそらくそういう人って多いんじゃないかな。

    「21世紀SF重大事件簿」というタイトルもあって、おっと思ったけど、記憶に新しい日本SF作家クラブの騒動については、軽く触れた程度だった。詳しい事情は知らないが、あの騒ぎは、あいつは気に入らないから入れてやらないとか、じゃああいつが入ってるのはおかしいやろとか、あまりにもくだらなかった。子どもか!と言いかけて、ふと気づく。そうだ、SFって子どもの興味の延長線上にあるものだ。子どもで何が悪い、とも言えるのだった。

  • SF の特集。
    独特な SF のベスト 100 が良かったですね。
    早川とかからは絶対出てこないベストって感じ。
    多分、このリストを元に何冊か買い込むことでしょう。(^^

  • 雑誌。SF。

  • ☆3つ

    本当はこういう雑誌の読書感想なんて無用なのだろうけど、まあそこはどっちにせよ何にせよ誰も読んではいないのだから適当に書くのでした。

    『名古屋十六話』という本を見つけた。『東京23話』という本に対抗して作った・・・かどうかわ知らないが、これで名古屋には区が16コあるのだということがなんとなく覚われた(正しい日本語ではありませぬ。すまぬ)気がする。

    この事は名古屋市民でも結構知らない。試しに「名古屋にはいくつの区がありますか?」って、そこいらの名古屋市民に訊いてみると良い。ほとんど答えられないと思うから。だってどう考えてもそんな事誰も興味ないもの。誠にすまぬ。

  • SFの特集だったので購入しました。特集については、100位までのランキングを掲出してます。選考過程が記事として載っており、読んでいて「なんか楽しそうだな」とか「なんか適当だなあ」(失礼)と思ったり、現場の生々しい情景が目に浮かんでくるので、単純なランキングを見せられるより楽しく読めました。

    誰もが納得するランキングを決めるのは大変だと思います。個人的にはあまり納得していないランキングですが、あくまでも大森望さんと鏡明さん、牧眞司さんの3人で選んだのだと分かれば納得できました。むしろ自分の視野が広がった感じがして、まだ読んでない作品を読んでみようという気になりました。

  • SF特集なので久しぶりに買いました。あまり良い読者でなくて、すみません。でも、過去のSF特集に比べるとパンチに欠けるような気も。SF
    を取り巻く現状が比較的良好ということでしょうか。特集以外では、"三浦しをんの10冊"がよかったです。

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