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- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860114312
作品紹介・あらすじ
チベットに魅せられて30年
渡辺一枝チベット紀行
1987年の初チベット行以来、中央チベットのウ・ツァン、西のンガリ、北東のアムド、東チベットのカムとチベット各地への旅を重ね、チベットの人々の暮らしに触れ、衣食住など形として現れる文化や宗教観や死生観など無形の文化に深い興味を抱いた著者が、30年にわたって撮り続けてきたチベットの風景、人々の暮らしを1冊にまとめたチベット紀行の集大成。
聖山、聖地から、民族衣装、数々の木工品、石の家に土の家、そしてお茶に明け、お茶に暮れる食生活まで、30年の間に消えてしまった光景やものも含め、現代チベットの現実と歴史を写真で伝える民族学的価値も高い写真集です。
感想・レビュー・書評
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丁寧な旅の丁寧な文章、丁寧に読む本。
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チベットと呼ばれて、チベットへ30年、はためくタルチョ、食・道具・民族衣装・家・道具・風土・祈り、目に映り心に触れたモノの写真。カメラまかせのオートフォーカスと謙遜されますが、その圧倒的な迫力、特に顔、顔が輝いています。チベットの人は死を恐れない。生きるために神仏に祈るのではなく、祈るために生きている。チベットは広い(日本の6倍)できれば地図を1枚。
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