本の雑誌490号2024年4月号

制作 : 本の雑誌編集部 
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860115524

感想・レビュー・書評

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    特集:マジックリアリズムに酔い痴れろ!
    『百年の孤独』とマジックリアリズム 牧 眞司
    語ることのカタルシス 一ノ瀬翔太
    『百年の孤独』を代わりに読んだばっかりに 友田とん
    おじさん二人組、『百年の孤独』文庫化について聞く!
    読者アンケート/私の『百年の孤独』体験!
    世界マジックリアリズム全集を作ろう!座談会/真っ当な中心から外れた者の語りを聴け! 石川美南・橋本輝幸・藤ふくろう

    本の雑誌2024年4月  陽春だるま落とし号 No.490 - 今月の本の雑誌 | WEB本の雑誌
    https://www.webdoku.jp/honshi/2024/4-240307105027.html

  • <惑>
    巻頭から いきなり本屋大賞2024 全候補作のグラビアページと,只の写真「本棚ですのよ」が29ページに渡って続いていたので,全部すっ飛ばして特集 マジックなんとか,から読み始めた。ところがこのマジックなんとかの事もサッパリ分からず=面白くなく,早々にいったん本をたたんで置いてしまった。

    上記同様の事を本号の書影写ショットと共に,先に某SNSへ投稿していた僕のところに「こらー,おめー その最初のとこを読まんとあかんやろー。読まんとひどいぞ!」と,かなりの勢いでその僕のSNS投稿へのコメント文でド叱られた。慌てて本を再度開いて読み返す。なんと本屋大賞候補全作品の「ショートショ-ト感想文」をその僕にかみついて来た方が書いていたのだ。そりゃ そこは読まずに飛ばす! って言ったらその人は怒るわな。反省。

    で読んでみて初めて知った驚愕の事実。本屋大賞って同じ作家が何度受賞してもいいんだな!『星を編む』という今回2024候補作品,実は昨2023の大賞受賞作『汝,星のごとく』の続編らしい。そしてなんと2021の『流浪の月』と同じ作家の 凪良ゆう さん。 うーむ,塵芥賞やチョッキ35賞は確か一人一回だったような気がする。いや明確な記憶的根拠は無いが。

    グラビアページが29項もあったので本書は端折られているいる連載記事がいくつかある・・・と思う。例を挙げると,いや思い付かない。日ごろからどんな連載があるかなんてそんなに覚えてはいないのだ。
    でも平松の「そばですがな」は載ってなくて良かった。いやもう今後はずっと休載にしたのち辞めさせてくれると大変嬉しい。平松おばさん,大事な題材はあくまで 蕎麦 なのにロボット工場の見学駄作記事何ぞ書きやがってもう失格。あんたに科学工学は描けない!

  • マジックリアリズムは、マルケス作品は読んだし、他にもちらほら既読のものもあって、興味のないジャンルではない。で、全集として挙げられた35作品のうち、数少ない既読のものについては、結構気に入った作品が多かった。となると、未読のものも積極的に読んでいった方が良いのかな、と。めったくたからのピックアップはなし。久しぶりに作家の10冊があり、対象は阿部和重。これはなかなかに楽しませてもらいました。

  • 特集「マジックリアリズムに酔い痴れろ!」百年の孤独の文庫化に合わせた特集。
    どうしてもマジックリアリズムは年米のイメージが強いが(大江健三郎のそれは除く)、各国にあるものなんだな。ピンチョンやエリクソンもその範疇とはおもわなんだ。

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