雲のごとくリアルに 青雲編 長い距離を旅して遠くまで行ってきたある編集者のオデッセイ (P-Vine BOOks)

著者 :
  • スペースシャワーネットワーク
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860202668

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  • アメリカの先住民であるインディアンの知恵を紹介した本の作者である北山氏の、青春時代の回想録のようなエッセイ。

    北山氏がどのようにして出版界に関わるようになり、どんな志を持って、どんな人と一緒に仕事をし影響を受けたのか、ワンダーランド、宝島という雑誌の成り立ちや内部事情等々が語られている。

    片岡、植草という、アメリカ文化や文学の優れた紹介者であった二人の影響の大きさを垣間見ることができて興味深かった。

  • 宝島、ホットドッグプレス、POPYEY...若者向雑誌の猥雑ともいえるエネルギーを発散し続けた北山耕平の青春期。とにかく熱い、当時の雑誌づくりの雰囲気が伝わってくる。

  • spectator vol.17でのロングインタビューを読んで買った本。一晩で読みました。最近、個人的に60、70年代の思想に興味がありますが、この時代の思想はいま聞いてもちっとも色あせないですね。

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著者プロフィール

北山耕平(きたやま・こうへい):1949年神奈川県藤沢市生まれ。『WonderLand』(のち『宝島』と改称)創刊メンバー。1975-76 年『宝島』編集長。76年『POPEYE』創刊に参加後、渡米。同誌特派員としてアメリカ、ロサンゼルスに4年間滞在。70年代後半の西海岸で「ニューエイジ」の勃興に立ち会い、ローリング・サンダー(メディスンマン)と出会い、ネイティブアメリカンの精神を伝える。著書に、『自然のレッスン』『地球のレッスン』(太田出版、ちくま文庫)、『ネイティブ・マインド』(地湧社)、『雲のごとくリアルに[青雲編]』(スペースシャワーネットワーク)など、訳書に『虹の戦士』(ウィロヤ+ブラウン、太田出版)ほか多数。

「2022年 『北山耕平青春エッセイ集 抱きしめたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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