パスキンの女たち

著者 :
  • 清流出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860293444

作品紹介・あらすじ

夭折した悲劇の天才ランナー人見絹江を主人公にした「紅茶とヒース」、日本プロ野球史に輝く伝説のピッチャー沢村栄治を妻の視点から描いた「風よりつらき」のほか、高校野球、ラグビー、スキー、絵画をモチーフに、スポーツの深淵と陰翳に富んだ愛のかたちを描いた畢生の短篇小説集。

著者プロフィール

虫明亜呂無(むしあけ・あろむ):1923年、東京生まれ。作家、評論家。早稲田大学文学部仏文科卒。小説、文芸批評、映画評論、スポーツ評論、競馬エッセイ、恋愛論、映画脚本など多彩な分野で旺盛な執筆活動を行う。91年に逝去。著書に『スポーツへの誘惑』(珊瑚書房)、『シャガールの馬』(講談社)、『ロマンチック街道』(話の特集)。玉木正之編『虫明亜呂無の本』全三巻(筑摩書房)など。没後に編まれた『女の足指と電話機──回想の女優たち』『仮面の女と愛の輪廻』(清流出版)によって、透徹な美意識を持つ名エッセイストとして再評価が進んでいる。

「2023年 『むしろ幻想が明快なのである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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