もしも、エリザベス女王のお茶会に招かれたら?-英国流アフタヌーンティーを楽しむ エレガントなマナーとおもてなし40のルール-
- 清流出版 (2013年2月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860293987
感想・レビュー・書評
-
アフタヌーンティーを楽しむテーマのご本はたくさん出版されていますが
これは、ハイソサエティ感を強く出したマナーのご本でした。
女王陛下のお茶会にご招待されたら、という設定がまず楽しいですが
それが全部に活かされていないのはちょっと残念ですね。
どこか藤野真紀子さんのご本を最初に読んだ時と似ているなあと思ったら
かつて藤野さんが関わったお店に、この方も関わっていらしたみたいです。
どんな経緯で、どんな先生に学ばれたかぼかしてあるので、自分の知らなかったお作法についてだけは抜き書きをしてメモしておき、他のマナー本や紅茶関係のご本と併読してみるとか、同じ著者の方が書かれたご本も当たってみるといいような気がします。
ただマナー本というのは、間違っていては困るものなので、本当のところ
イギリスに自分が足を運んで見るのが一番確実だと思うのですが。
ほんの少し、知らない世界を覗かせて差し上げる、というスタンスが見えるように思われる気がして、
なんだか居心地の悪い気がしたので星は3つ。
雰囲気を考えれば4つでもいい瀟洒な本でしたので辛口かもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アフタヌーンティーに出かけたとき、招く側になったときに読み返したい一冊。
マナーが細かくかかれており自分の無知に恥ずかしくなりながらも、今知ることができててよかったと思う。
椿山荘のアフタヌーンティに行く前にもう一度読み返したい。 -
お茶の楽しみ方というよりはお茶会のマナーなどがメイン。自分にはけっこう斬新な内容でした。
「エッグスタンドのある家はわざわざ卵を立てるためだけにそれを用意する余裕がある」みたいな話をふと思い出しました。
この本もわざわざ"ソレ専用グッズ"が沢山紹介されてて、お茶会というのはただお茶菓子を楽しむだけでなく、その会を開けるという余裕を見せつける場でもあったんだなぁと思わされました。
マナーを知らなくても誰でもティータイムは楽しめるけど「残念な人」と評価されるようなことはあるかもね、って感じです。
ほとんどの人が覚える必要はないと思いますが、知っといて損はしない内容と思います。(ホラ、異世界転生した時とか…)
自分には縁遠い世界やなとしみじみ… -
招かれたら、というより、お茶会の主催をすることになったら、という本。
馴染みのないイギリスのティーパーティのやりかたがわかりやすく書かれている。
スタンドでのお菓子を取る順番などあまりにも馴染みがなさすぎて知らなかった。あれが本式のティーパーティだと登場しない、場所がない場合用だというのは知っていたけれど。
実際、ティーパーティはどの階級のあたりで行われているのでしょう? 日本人でいうとお茶会のような伝統の領域なのか、鍋パーティーくらいの馴染み感なのか… -
タイトルにエリザベス女王とある通りアッパークラスのアフタヌーンティーマナー本。
写真は美しく、インクの色も軽やかで素敵ですが内容は時々息苦しさを感じるものでした。排他的な階級の人々の内々の楽しみだと思えば仕方が無いのかも知れませんが財力の誇示が目的なのかお茶を飲みながら会話を楽しむのが目的なのか、どちらに重きを置いてきたのか…。
それでも少しお洒落に旅先等でアフタヌーンティーを、と思った時に助かるマナー等は色々と書かれておりましたので良かったです。やはり見苦いよりはスマートな方が良いですしね。 -
ティーパーティーって本当に大変…と思いました。でも一度はお招きされてみたいです。それにしてもアフタヌーンティーは食べきった状態で席を立たせないのが正式だったとはびっくりです!
-
596.8-フジ 300388741
-
TSUTAYA湘南にあり。
こんどゆっくりと。