異常気象売ります(下)

著者 : シドニィ・シェルダン 天馬龍行

• アカデミー出版 (2006年12月10日発売)

作品紹介・あらすじ

世界を襲う異常気象。フィクションなのか、ノンフィクションなのか?世界中のあちこちで同時多発的に事故死する科学者たち。極貧の中からスターの座を勝ち取る美女。美女を射留める醜悪な小男。渦巻く金欲と権力欲。シドニィ・シェルダンが久々に放つ現代の黙示録。巨悪に立ち向かう女性二人組の運命は?全ページがクライマックス読み始めたら止まらない!天才作家久々の長編大作。

感想・レビュー・書評

[黒猫さんの感想 · 2021年8月26日]

映画で言ったらアクション系なのかな。結果的に、上下巻を一晩で一気に読んでしまうというのは、ノリの良さがあるのかと。何の余韻も残らないけど、そういう読書がしたくなったらこの著者であまり失敗はない。

[のんのんさんの感想 · 2024年3月2日]

途中から兄のアンドリューはイカれた振りをしてて、最後にはキーマンとなるだろうと予想しながら読み進めた。
話の展開が軽快でスイスイ読めた、さすがシェルダン。
最近の世界温暖化、地震の多さはもしや？と思わせられ怖くなった。

[fyukawaさんの感想 · 2015年12月20日]

追い詰められては逃げるの繰り返し。
アンドリューが可哀想。

[yuichiさんの感想 · 2009年2月8日]

未読

[バジーさんの感想 · 2007年4月2日]

女性二人が主人公。冒頭から、「登場人物」の欄にあった名前がどんどん死んでいくので、話しは大丈夫なのかとどきどきしましたが、全く大丈夫でした。
毎章毎章愛が語られまくる、甘い雰囲気もただよう話しでしたが、サスペンス部分のスピード感や創意工夫は読んでいてとても楽しいものです。
期待をこめての★三つです。

著者プロフィール

シドニィ・シェルダン（Sidney Sheldon）
1917年2月11日 - 2007年1月30日
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれ。父はドイツ系ユダヤ人、母はロシア系ユダヤ人。1937年からハリウッドで映画に関わった後、大戦中兵役に就く。終戦後、本格的に劇作家・脚本家の道へ。1947年に映画『独身者と女学生』でアカデミー脚本賞を受賞した。
1969年から小説を書き始める。『顔』でデビューし評価を受け、執筆を続けた。主な代表作としてテレビドラマ化された1982年『ゲームの達人』で、日本でも上下計700万部を突破するベストセラーとなった。ほか、映画化・ドラマ化された『真夜中は別の顔』。