- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860360412
作品紹介・あらすじ
見かけ幸せ、実は寂しい男女。生活苦にあえぐ夫婦。8人の元妻を養うビッグスター。コミュニティで孤立するカップル…華麗なのか過酷なのか、1通の知らせで逆転する男女の運命を、脂の乗りきった天才作家が面白おかしく紡ぐ。
感想・レビュー・書評
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今となっては昔の作家になってしまったシドニィシェルダン。
ゲームの達人など、面白い本があったので、上下巻セットなんで、期待して読んでみた。
結婚が成立していなかったカップルのそれぞれの事情を各短編で描いている。
最後に登場人物が複雑に絡み合うオチを期待したが、残念な感じに終わってしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
状況は悲惨なものでも、つらさを読者に与えなく、ウィットに富んで楽しく読める一冊。
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色々な視点から物語が進み、それぞれの主人公達が絡み合い、驚きの結末に辿り着くーーーという、シドニーシェルダンの醍醐味を久し振りに味わいたくて借りたのに、短編集でがっかり。
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以前ほど、シドニーシェルダンに楽しさを感じなくなったのは、私自身のせい?
2時間ドラマ程度に読めてしまう。 -
活字中毒の禁断症状を手っ取り早く収めるなら、シドニーシェルダン。
…と、思ったのに、短編集でがっかり。
発想は面白いんだけど、話が短くて物足りない。
あの、ページをめくるのももどかしい感じを味わいたかったのになぁ。
とりあえず、下巻も読むけどね。 -
結婚して何年も経ってしまった後で、結婚を承認した治安判事の免許が失効していたことがわかってしまって、そのお知らせが届く、、、といったところから始まる夫婦の悲喜劇が8編(上巻のみ)。
シェルダンものには耐性が出来てしまっているので、面白おかしくあっても、予定調和というか、ま、こんなもんか、、、という印象。
免許が失効していたから、婚姻証明書に不備があったということで、それがそんなに重要な事なのか?ちょっと日本人には想像できない心情です。
それにしても、シェルダンもので、いつものように上下巻の分冊だったので、てっきり長編小説かと思いましたけど、上巻を読んでいる限りは、オムニバス短編集。下巻で、何かまとまってくれるのかしらん。
(2009/2/18)