戦争・詩・時代: 平和が平和であるために

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  • 創風社出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860372309

作品紹介・あらすじ

正岡子規や大和田建樹が生きた明治。尼崎安四の強靱、清冽な詩精神。富澤赤黄男の戦場での真情。戦争や治安維持法のもとで青春を過ごさざるを得なかった詩人たち。近代日本社会の歩みのなかの詩人たちと戦争の関わりを振り返る。

「(戦後70年を経て安全保障関連法案成立、集団的自衛権行使を容認する法的整備が進められるに至った)こうした時期、わたしは近代日本社会の歩みのなかで、詩人たちが戦争と、どのように関わり合ったかを、あらためて見てみたいと思う。過去の歴史は、常に現在からの審判に向き合わねばならない。というまなざしよりも、確かめることによって新たな未来に向けて、しっかりと、いまを考えたいと思うからだ。」(はじめにより)

著者プロフィール

1947年松山市三津浜生まれ。同市在住。
1965年4月から80年3月まで首都圏で暮らす。
「野獣」「異神」「開花期」「孔雀船」「舟」等の詩誌をへて、現在は個人詩誌「漣」を発行。

<詩集>
『平和風平和な街にかかる祝祭星座』(冬至書房)『罠』(昭森社)『海』(創樹社)『ゆくえ』(インクスポット)『日の雨』(ミッドナイト・プレス)『夜の舟』『楠樹譚』『耳のタラップ』『ずっと、ここに』(創風社出版)

<詩論集・評伝>
『喩の島の懸崖』(創風社出版・愛媛出版文化賞)
『峡のまれびと 夭折俳人芝不器男の世界』(邑書林・愛媛出版文化賞)
『恋する正岡子規』(創風社出版・愛媛出版文化賞)
『戦争・詩・時代』(創風社出版・愛媛出版文化賞・詩歌句随筆評論大賞奨励賞)
『青い夜道の詩人 田中冬二の旅 冬二への旅』(創風社出版・日本詩人クラブ詩界賞)

「2023年 『ふぇっくしゅん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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