吉原はこうしてつくられた

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  • 新葉館出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860445003

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  • 鬼滅の刃遊郭編で炭治郎や宇髄天元がド派手に暴れる 吉原遊廓=新吉原 は南知多衆が造り支配したとの歴史秘話を説き明かす書です。
    知多半島を拠点に活動し天下の半ばを制した尾州廻船の財力と知多の黒鍬者と称された土木の専門家集団の技術力と知多半島に蟠踞した陰陽師の呪術力と天文地脈の知識の複合体に、神君家康公に直属する海賊大将千賀家の幕府中枢への影響力が加わる事で、花魁道中も綺羅びやかなお江戸の粋の象徴と現代の鄙びた南知多豊浜の点と線が繋がる。
    まさに徳川秘史で、読みながら知的刺激のスパークが止まらない。
    街場の屋台引きから揚屋の経営者、吉原の町役人まで知多衆が占めていたとの事で、映画や時代劇に映える華麗な吉原遊廓を支える町衆は知多半島から移った人々だ♪と新鮮な驚きで、鬼滅の刃遊廓編の見方が変わりそうです♪

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