1940年兵庫県生まれ。1962年多摩美術大学絵画科卒業。1960年代から制作活動を始め、現在にいたるまで現代美術の最前線で活躍する作家。「関係」をテーマに、鉄・銅・鉛といった金属や、光や熱などのエネルギー、さらに化石や植物の種子など、さまざまな素材を用いた作品を制作。物質と物質、あるいは人との見えない関係を作品を通して表現している。2007年10月より、個展「河口龍夫−見えないものと見えるもの−」を名古屋市美術館と兵庫県立美術館でそれぞれ開催。同時期、別会場での個展は日本人では初めて。2003年4月より、京都造形芸術大学客員教授及び倉敷芸術科学大学教授、筑波大学名誉教授。 「2008年 『河口龍夫 見えないものと見えるもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」