ショパン: わが心のポーランド (作曲家の物語シリーズ 18)

著者 :
  • リブリオ出版
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本棚登録 : 17
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860572303

作品紹介・あらすじ

39年の短い生涯の半分を亡命者として生きたショパン。どの国のどの土地にいても心は祖国ポーランドと共にあった。その一方、悪女と思われていたジョルジュ・サンドの実像は限りなく優しく献身的な恋人だった…。現地取材と丹念な資料調べで見事に描いた伝記物語。

感想・レビュー・書評

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  • 放っておけない天才、ショパン。この時代の旅の過酷なことよ。

  • 評伝というよりは、児童書なので「伝記」というべきか…
    でも、ひのまどか氏は自身も音楽留学をしているだけあって
    読み応え十分。

    ショパンの幼少時代が一切なくて、
    いきなりウィーンへの旅立ちの場面から始まるのは面食らったけれど…

    マヨルカ以降のサンドとの日々は、何だか切ないほど。
    私は完全にサンド気分。
    児童書とはいえ、ちゃんと取材をし、
    先行文献にも当たっており、侮れない。

    ショパンものとしては、今のところ、一番♪

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著者プロフィール

■著者について
ひの まどか
音楽作家。東京生まれ。東京藝術大学器楽科(ヴァイオリン専攻)卒業。東京ゾリステンほかでヴァイオリニストとして活躍。東京藝術大学、故小泉文夫教授の下で民族音楽を研究。その後、作曲家の伝記や小説、音楽解説などの執筆活動に入る。現地取材がモットーで、「作曲家の物語シリーズ」(リブリオ出版・児童福祉文化賞を2度受賞)は全20巻中、19巻を手がけた。主な著書に『星の国のアリア』(講談社)、『総統のストラディヴァリ』(マガジンハウス)、『戦火のシンフォニー』(新潮社・第25回新日鐵住金音楽賞特別賞)。原案・監修に「学研 音楽まんがシリーズ」などがある。

「2020年 『音楽家の伝記 はじめに読む1冊 チャイコフスキー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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