社長の言葉ハンドブック

著者 :
  • あさ出版
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本棚登録 : 14
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860632816

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  • 【読書メモ】

    ●秘書や身近なスタッフに、「私がよく言う口癖ってあるかな?」と問いかけてみましょう。それが悪いものであれば、直すようにすること。言いにくいことを伝えてくれた相手には、「ありがとう」と伝えることも忘れずに。
     ・自分(社長)はどんな口癖を言ってますか?
     ・言われてうれしい、たのしい、やる気がでる口癖はありますか?
     ・逆に、言われて傷ついたりやる気をそがれたりする口癖は?

    ●悪い口癖を良い口癖に置き換えることが、「口癖改革」の基本中の基本。

    ●口癖にも、こうした「リカバリーショット」があるのです。悪い口癖が口をついて出てしまったら、すぐにリカバリーの一言を添えましょう。

    ●普段の地声より少し高めを意識して、声を張る。これが、良い口癖の効果を最大限に活かすコツです。

    ●「Let's」の精神で空気が変わる。「~しろ」から「~しよう」へ。

    ●曖昧な口癖をやめればコミュニケーションがぐっと良くなる。

    ●「期待してるよ!」-結果がほしいならポジティブな伝え方を。

    ●「なるほど。今度じっくり聞かせて」-気まずくならないように相手の話をストップさせる。

    ●「最近どう?」の代わりにおすすめなのが、「今日の調子はどう?」という口癖。曖昧な質問では、あいまいな答えしか得られない。

    ●「今、言えるのはここまでだ」-「今」という時間限定を加えるのがポイント。

    ●元気の出し方のヒント
     1.相手の現状を認める
     2.具体的な要素があれば取り入れる
     3.否定的な言葉を使わない

    ●「自分で考えろ!」の口癖がプラスに働くには
     1.どうすればいいか、社長がしっかりイメージをもっていること
     2.「この部下ならこのハードルを越えられる」という確信があること」

    ●「君を信頼して言うんだけど」-他の誰かに話しても事実と矛盾しない。

    ●「重要事項だから他言無用だよ」-「重い内容の話は、重い言葉で口止めする」

    ●「池ポチャ現象」-イメージを頭に描き続けると、そのイメージが現実化しやすくなる。

    ●「プロ」「達人」と言えば敬意を込められる。

    ●軽蔑・軽視が言葉に表れていないか
     1.どんな「人」をも尊重するように、どんな「仕事」をも尊重しているか?
     2.「悪気のない」口癖の破壊力に気付いているか
     3.社員以外の人々にも敬意を払っているか

    ●比較とは暴力である-その人の持ち味や個性を否定することであり、その人の心をひどく傷つけることにつながる。

    ●発展途上の人材については「未来志向」で希望を語るようにする

    ●「あ、うまく伝わってなかったかもね」-自分の伝え方にも問題があったことを認める。

    ●単なる自己正当化としか思えない話を延々としてくるようなら「よし、じゃ君の打開策を言ってみて」「君には勝算がある?」と解決に向けた質問を出して、話題を変える。

    ●過去の失敗を責めるより、未来の可能性に目を向ける

    ●理解の遅い部下に怒るより、自分の伝え方を変えてみる

    ●部下を十把一絡げにとらえず、「その人」の「その行為」に焦点を当てる

    ●前向きな言葉をかけ、部下と自分の頭の中のイメージを明るいものに変える

    ●失敗した「人」を責めるのではなく、失敗して「こと」を注意する

    ●「私も君と同じ気持ちだ」-悲しい・苦しい・残念といった気持ちをそのまま言語化するのではなく、気持ちを共有するコツ

    ●「どうだっけ?」とは対照的に、「そうだったか!」には自分のあやふやな記憶より、相手の言い分を信じている姿勢が表れている。

    ●「あ~、今日は働いた!」-充実感を前面に出して気力を喚起する

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著者プロフィール

1959年8月東京生まれ。成人教育学博士。NPO学習学協会代表理事、京都造形芸術大学教授(一般教養カリキュラム開発担当)、NPOハロードリーム実行委員会理事、一般社団法人キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会理事、一般財団法人しつもん財団理事。東京大学文学部社会学科卒業、ミネソタ大学大学院修了(成人教育学 Ph.D.)。ミネソタ州政府貿易局、松下政経塾研究主担当、NHK教育テレビ「実践ビジネス英会話」「三か月トピック英会話:SNSで磨く英語アウトプット表現術」の講師などを歴任。「教育学」を超える「学習学」を提唱し、大人数の参加型研修講師、TVニュース番組のアンカーとして定評がある。著書54冊を数え、年5~6冊のペースで執筆活動を行う。

「2014年 『すぐに使える It’s英会話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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