プロコーチのコーチングセンスが身につくスキル (スーパー・ラーニング 3)

著者 :
  • あさ出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860632908

感想・レビュー・書評

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  • コーチング、とはよく聞くけれども
    それは何ぞや?という入門的な本。
    なるほど、と思えることでしょう。

    だけれども、それを行うには
    あらゆる既成概念を取っ払う必要性もあります。
    その概念を取っ払えないと
    ことごとく失敗します。
    (上司と部下間でやろうとすると…
    ええ、お察しですね?)

    コーチングを用いなくても
    実はPART5のところに
    生きる上でも大事なことが書かれています。
    これができると、いろいろと磨かれてきますぞ。

  • ○コーチングとは「観察させ、方法を編み出させる」スキル

    ○大切なことはコミュニケーションの本質にある「センス」をつかむこと。物事に対する「直感」「勘」を身に着けること

    ○人ができるようになるには4つのプロセスがある
     ①指示や命令を出す ②指示や命令を減らし「どうやったら上手くいくか」考えさせる ③相手に意思決定権を与え、判断させ、責任を持たせる。することは支援と受け取りだけ。 ④手を離す

    ○「良い」「悪い」で判断するのではなく、「何が機能し」「何が機能しなかったのか」を見る

    ○必要なのは、「その場での正解」を知ることではなく、正解にたどり着くプロセスを自分で見つけ出すこと

    ○コーチに求められるのは、失敗することまで含めて許容する「勇気」と、人という存在に対する本当の意味での「尊敬」(プレイヤーをやる人と扱う)

    ○指示や命令をだしても、褒めても叱っても「YOUメッセージ」では限界がある

    ○主語を「私」にする「Iメッセージ」を使うべき
     「意図・背景・ビジョン」「具体的事実」「具体的影響」「偽りのない気持ち」を伝える(指示依頼ははしない)

    ○情緒にとらわれがちな日本人は、「自分の感情に起きていること」「本来なすべきこと」を分別するよう心掛けなければならない→事実と思いを分別する

    ○コーチの条件
     ①何からでも学ぶというあり方を持つ  ②人と物事に興味を持ち、自分自身もチャレンジする  ③常に探求し「わかっている」「知っている」という姿勢には立たないようにする(まだないか?もっとないか?と徹底する姿勢が重要)  ④プレイヤーの失敗は許容する度量を持つ(出来事は良し悪しではなく、ただ起きたか起きていないかの違い)  ⑤常にプレイヤーを「やれる人」だと信頼する

  • コーチングの本当の意味を知る。
    コーチとプレイヤーは対等!!!

  • 岸さんの講演や講座は、刺激的だ。
    人間がほんらいもっていた感覚やセンスやあり方に触れさせてくれるから。

    本書から理解しようとすると、
    こういった感覚を得るのは難しいのではないかと思う。

    一方で、岸さんの話を聞いた上で本書を読むと、
    ぐっと体系的に理解したような感じがつかめる。
    知るのと、できているのとは、天と地ほどの差があるわけだけど。

  • コーチングを頭でお勉強するのではなく、センスとして身に付けるための本です。
    最近表紙がリフレッシュされ、再創刊ました。
    とってもオススメです。

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著者プロフィール

コミュニケーショントレーニングネットワーク(R) 統括責任者・主席講師/岸事務所 代表

「2019年 『医療現場の人間関係につまずき「ナース向いてないかも…」と思う前に試してみたいコミュ力アップ術25』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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