プロコーチのコーチングセンスが身につくスキル (スーパー・ラーニング 3)
- あさ出版 (2008年7月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860632908
感想・レビュー・書評
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○コーチングとは「観察させ、方法を編み出させる」スキル
○大切なことはコミュニケーションの本質にある「センス」をつかむこと。物事に対する「直感」「勘」を身に着けること
○人ができるようになるには4つのプロセスがある
①指示や命令を出す ②指示や命令を減らし「どうやったら上手くいくか」考えさせる ③相手に意思決定権を与え、判断させ、責任を持たせる。することは支援と受け取りだけ。 ④手を離す
○「良い」「悪い」で判断するのではなく、「何が機能し」「何が機能しなかったのか」を見る
○必要なのは、「その場での正解」を知ることではなく、正解にたどり着くプロセスを自分で見つけ出すこと
○コーチに求められるのは、失敗することまで含めて許容する「勇気」と、人という存在に対する本当の意味での「尊敬」(プレイヤーをやる人と扱う)
○指示や命令をだしても、褒めても叱っても「YOUメッセージ」では限界がある
○主語を「私」にする「Iメッセージ」を使うべき
「意図・背景・ビジョン」「具体的事実」「具体的影響」「偽りのない気持ち」を伝える(指示依頼ははしない)
○情緒にとらわれがちな日本人は、「自分の感情に起きていること」「本来なすべきこと」を分別するよう心掛けなければならない→事実と思いを分別する
○コーチの条件
①何からでも学ぶというあり方を持つ ②人と物事に興味を持ち、自分自身もチャレンジする ③常に探求し「わかっている」「知っている」という姿勢には立たないようにする(まだないか?もっとないか?と徹底する姿勢が重要) ④プレイヤーの失敗は許容する度量を持つ(出来事は良し悪しではなく、ただ起きたか起きていないかの違い) ⑤常にプレイヤーを「やれる人」だと信頼する -
コーチングの本当の意味を知る。
コーチとプレイヤーは対等!!! -
コーチングを頭でお勉強するのではなく、センスとして身に付けるための本です。
最近表紙がリフレッシュされ、再創刊ました。
とってもオススメです。