ザ・メソッド あなたの会社をキャッシュリッチに変える8つの秘訣

著者 :
  • あさ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860633301

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  • 総花的マネジメント論から決算書のポイントまで。
    特に何かに使える具体的なインパクトに欠ける。

  • 読書メモ

    「鉛筆一本まで会社は自分のもの」と考える

    皆さん方のような程度の会社では、“社会”とか“株主”とか“社員”とか言う前に、会社は自分自身なのだと考えて、大事にし、育てていかなくてはならない

    お金は稼ぐときより使うときに人格が出ます

    自分を気持ちだけでもクビにしたつもりになって、コップを空にした気持ちで、変化に臨んでほしい

    自然界には「成長していこうとしている」か、「死んでいこうとしている」のか。その二つの存在しかありません

    アボカドの入ったカリフォルニアロール。外側に海苔ではなくご飯がむき出しになっています。つまり海苔が内側にあります(中略)アメリカ人は海苔が苦手だったのです。黒い色をした食材は一般的ではありませんでした

    あなた自身が会社に愛を与え、社員を愛し、商品を愛し、お客様を愛するなら、社員も会社に愛を与え、同僚を愛し、商品に愛情を持ち、お客様を愛する

    人を採用するときには、その人が持っている能力や技術を優先すべきではありません。こういう人と一緒に仕事がしたいという人を採用するべきです

    ◆会社が軌道に乗ったとき、社内でしなければならないこと
    1.過去にしてきた仕事の管理
    2.現在の目の前の仕事をこなしていくこと
    3.会社の未来をつくり出していくこと

    ずばり一言で教えてあげてください。「仕事とは成果を上げることだ!」仕事=効果÷投入資源

    「徳の高い者には高い位を、功績の多い者には報奨を」(西郷隆盛)

    かりに「ここの会社では……」などという言い方をしたら「私たちの会社」ときっぱり言い直させる

    古い体質の会社はみんな、お客様のために(for)と言います。一方で、時代の変化を読んでいる会社は、お客様と一緒に(with)を合言葉にします

  • 架空の日系フランス人「アンリ・ジャール」が繰り広げる経営セミナーの実況中継。全8日間のセミナーで、中小企業の社長さんたちを「成功者」へと変えていく。ときにゴリラの着ぐるみを着て、ときに魚屋さんの格好をして、受講生と読者を惹きつける。(Amazon.co.jpより)

    起業間もない経営者や中小企業経営者向けの良著だ。経営セミナーの実況中継形式を取っており、まるで受講者になったような気分で読み進めることができた。経営者としての心構えや考え方を8つのメソッド(方法)で紹介されており、再確認する意味では良かった。備忘録のために8つのメソッドを記しておきたい。

    メソッド1 きちんとした会社哲学を持つ
    メソッド2 愛と奉仕のチームを作る
    メソッド3 お客様の気持ちはぐっとつかんで放さない
    メソッド4 小さな成果もレバレッジを使って大きくする
    メソッド5 固定ファンにあらためて買ってもらう
    メソッド6 あなたのリーダー力をワンランクアップさせる
    メソッド7 キャッシュの本質を理解する
    メソッド8 数字はシンプルに理解しねばちっこく確認する

    セミナーにも当てはまることなのだが、受講しただけで自分の中に浸透したと思うと愚考に陥ってしまう。方法論を学んだだけでは実践できないということだ。本著は各メソッド紹介の終わりにワークシートがあるので、実践への行動を補ってくれるのが良い。私も自分の店舗運営を重ねて読み進めてみたのである程度イメージすることはできたと思う。

    如何に売上を伸ばすかというのが私の至上命題なのだが、やみくもに新規広告戦略やビラ配りをしたところで徒労に終わる可能性は高い。時には実行する必要はあるのだが、既存顧客に対してのアプローチ方法や口コミや紹介などの獲得方法などは考えさせられた。間口を大きく広げて、アップセル・クロスセル・リセルを1.25倍ずつ増加できれば合計売上が約2倍になる考え方はさすがだ。モノは考えようで1.25倍となると不可能な数字ではない気がするものだ。現在、既存顧客へのアプローチ方法はいくつかやっているのだが、新たな広がりが見えたのでぜひ実践していきたい。

  • アンリ・ジャールというフランス人(なぜフランス人なのかよく分からなかった)キャラが、つかみの小話をして、その解説を行う、というストーリー仕立てで8つのメソッドについて解説されている。「死んでいくのがイヤなら、成長するしかない」とか「自己満足を避けよう」といった、よくあるポジティブシンキング系や、「ざっくり見る会計」といった内容で新味はない。凡百のビジネス本と同じ中身なのだけど、こういうのって周期的に目にしないと自分の中でモチベーションが保てないんですよねぇ。。。

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