頑張らない英単語記憶法

著者 :
  • あさ出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860639440

感想・レビュー・書評

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  • 【概要】
    ・頭の良さや年齢は関係なく、脳の仕組みや英語の性質を理解して覚えれば、天才的に英単語を覚えられる~というキャッチフレーズから始まる。
    ・エビングハウスの忘却曲線の話。
    ・覚える対象を脳に「大事なもの」として認識させる。その為には忘れる前に繰り返し「思い出す」ことが必要。
    ・エピソード記憶(ストーリーを作成)で覚える事のすすめ。
    ・覚える英単語に興味をもつ、もしくは、興味のある分野からそれに関する英単語から覚える。
    ・自分で英単語ノートを作り、覚えたい単語は別途、想起のための単語カードで覚える。
    ・語呂合わせや、語源で覚える、等のそれぞれの方法についての著者の見解が述べられている。全体的にメリット、デメリットが述べられている。

    【感想】
    ・本書で推奨されている記憶方法は、簡単かもしれないが、決して楽な方法ではない。根気強く努力していく必要がある(何度もコマメに復讐する、脳が記憶するまで書く、等が推奨されている)

    ・本の中で推奨される「単語カードを自分で作る」について。
     この本が推奨する、上記に書いた内容とこれに関しては、個人的には効率が悪いと思った。例文等も、自分が興味を持ったものを全て自力で探し出し、そしてノートに書き加えろとのこと。
    確かに初めは興味をもった事柄に触れてやっていくので、楽しいし勉強した気になる。しかし、人によってはかなり時間がかかる事に気づくだろうし、それのせいで面倒臭さが勝ってきて、このやり方では長くは続かないと思う。
     そもそも時間のかかるやり方は、継続的に勉強する人にとって大敵。ほとんどの人は働きながら勉強していたり、学校に通っていたり、時間が無い人が大半。他にやる事、勉強すべき事がたくさんあるのだから、これだけに大量に時間を費やすのは非常に非効率かと思われる。
     自分としては、少しくらい辛くても、英語に頻出する単語を研究されつくした単語帳で、しっかりと勉強・暗記していった方が、テストでも資格試験でも英会話でも役に立つと思うし効率的だと思う。結果が出やすい→継続しやすい、というのが持論。

    ・語呂合わせや語源で記憶する方法について、著者の私見が書かれているが、どれも納得いく内容であったし、単語がどうしても覚えられない方や、勉強の仕方が全然わからない方にとっては、総合的にはプラスになる本だとは思う。

  • 見て覚えて記憶する英単語。

    私は書いて覚える派なので
    あんまりでした。

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著者プロフィール

イングリッシュ・ドクター。1977年、北海道生まれ。獨協大学英語学科卒。大学で言語学を専攻し、1年間のアメリカ留学を通じて、英語でコミュニケーションが取りやすくなるための「発想法」を研究。帰国後にTOEIC満点(990点)を獲得し、その後20年以上にわたり英語上達法を研究。現在、企業研修、英語講座、独自教材などを通じて、7,500人以上の英語学習者に劇的な効果を促している。
著書にベストセラー『頑張らない英文法』をはじめとする「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、『TOEICテスト最強の根本対策』シリーズ(実務教育出版)などがある。

「2020年 『英語を話したいなら、まずは日本語の話し方を変えなさい!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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