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- / ISBN・EAN: 9784860951108
作品紹介・あらすじ
夕暮れにまぎれた町の影-。静かにはじまる夜町ツアー、出発の時間です。
感想・レビュー・書評
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夜の闇にはいろんなものが潜んでいる。黄色のレインコートがあざやか。
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小さな子供には怖い本。
だけど、読み聞かせてよかった。
10年経っても、私は覚えている。
そのような本は稀有なもの。
子どもには異世界に通じるような本が必要であり、
この本は正に当てはまる。 -
「あやしい絵本」で紹介された絵本で軽部 武宏を知り、さらに読んでみます。
普通の絵本です、期待しすぎでした。(*^_^*)♪
こっそりどこかに (cub label)
内容と著者は
内容 :
日暮れの町に ぽろんぽろん 早く拾いに 行かなくちゃ。夕暮れにまぎれた町の影-。
静かにはじまる夜町ツアー、出発の時間です! ユニークで愉快な絵本。
内容紹介
ぼくのだいじなお友達、おもちゃのロボットのあしをどこかに落としちゃった。
黄色いカッパに長ぐつをはいたぼくは、夕ぐれの町へさがしに出かけた。
びゅるるとおどるつむじ風、水面をゆらす池のぬし、電柱の上から見下ろしている黒い人かげ。
夜のしじまがおりてきた、早く向こうへ行かなくちゃ。
著者 : 軽部 武宏
昭和44年東京生まれ。画家、絵本作家。第12回日本グラフィック展浅葉克己賞受賞。作品に「いいないいなこのおうち」など。
2017/11/29 予約 11/29 借りて読み始め、一気に読み終わる。 -
≪県立図書館≫
まじまじと見入ってしまう。
子どもにとって、夜って、こんな感じだな。
いろんなものが潜んでいるね。 -
別冊太陽の「こわい絵本」で知った。読む!
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何とも言えない不思議な不気味な絵本。
消してグロテスクではないが、心のどこかがヒヤリとします。
モノトーンを基調とした絵は味わい深いです。文字が少ないので幼稚園児でも楽しめます。 -
[墨田区図書館]
4歳の息子に、「まんげつのこどもたち」の後だし、大丈夫だろうと思いつつも、軽部ワールドを怖がらず読めたことに満足。どころか、"バケツぼうや"(こどもと勝手に命名)や、色々な隠し絵的な背景探しで一気に二回読み。
正直作者の軽部さんがどういう思いでこういう作風、隠し絵?、お化け?を描いているかはわからないけど、それらの意図が汲み取れなくても、全てをあるがままに、「あ、○○がる!」「どうしてあっちは○○なのに、こっちには○○がないのかな?」と、素直に受け止める練習?ができる絵本だなーとも思った。少なくとも常識にとらわれていたら、たとえお化けや妖怪などの不思議を受け止めていても、「○○お化け」などと既存の名前や流れを意識していたら面白くない本だよね。 -
サザンシアターで開催された『怪談えほんの夕べ』で、
東編集長が紹介なさってた『ちょうつがいきいきい』の
作画・軽部さんの絵本。
ストレートに怖い、とのことですぐに読みたくなった。
唄うように読める文体と、引き寄せられる絵。
隅々まで、仕掛けのある感じ。
頻繁に現れるバケツの子が怖い。
主役(?)がどう云った存在なのかもわからないまま。
これは、面白い。 -
絵本ですが不気味です。夕方から夜になっていく様を描いているのがなんとなく「ああ、こんな感じだよね」と思わされます。