ペンローズ失踪事件 (海外ミステリGem Collection 8)

  • 長崎出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860952143

感想・レビュー・書評

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  • 風変わりな骨董蒐集家であるペンローズ氏が失踪した。失踪の直前に自動車事故を起こしていた事や、失踪後に自宅に何者かが入ったと見られる盗難の痕跡。ペンローズ氏の叔父の急死によって遺産相続の問題まで絡んできて――。

    読んでる途中は話のネタと展開から割と見慣れた感じの(言い方が悪いと、先の予想がつく感じの…)ものかなと思っていましたが、解決片部分での犯行の動機と事件との絡め方の見事さ、手堅さに唸りましたね。さすがフリーマン。

  • ソーンダイク博士シリーズ

    骨董品収集家ペンローズ氏の失踪。老婦人の轢き逃げ事件があった夜、殴打されたペンローズ氏と思われる人物が運ばれた病院から消えた。彼がペンローズ氏だと示す証拠の数々。アーネスト・ロックハート氏の証言。ペンローズ氏の自宅に侵入した盗賊。小部屋に隠された品物の謎。ペンローズ氏の失踪後に死んだペンローズ氏の叔父。残された遺産。ペンローズ氏の相続人である従兄弟のホリッジ氏。ペンローズ氏の行きつけの骨董品店の主人ペディグリュー氏と職人パロットの関係。失踪後に送り付けられた手紙。考古学者エルムハーストの発掘した遺体。ペンローズ氏のコレクションの中の盗品の秘密。ペンローズ氏と知り合い出会ったボルトン。ボルトンとロックハート氏の関係。

     2011年3月19日読了

  • 事件の調査とかを一々手順を踏んで一つ一つやっていく辺りがなんか凄いリアリティがある。古墳の調査するのにわざわざ学芸員徴集してやらせるとか/どうでもいいけど、発言にいちいち有名な作品の言葉を引用するのって嫌われるんだな。イギリスとかの古い小説に出てくる奴って大抵そういう事してるからイギリスじゃデフォルトだと思ってたわ

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