おそうじ隊長 (cub label わんぱく小学校シリーズ 4)

  • 長崎出版
4.07
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本棚登録 : 292
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784860953478

作品紹介・あらすじ

1年2組は、6年生といっしょに図書室の大そうじ。でも、クラスのリーダーの番長たちは、そうじよりもかくれんぼうに夢中です。そうじ用具入れにかくれた、たかふみはそこであるものを見つけます。「ちゃんと、そうじしないとだめじゃないか」と責められたたかふみは、「明日の教室そうじはまかせてよ!」といいかえし…。ゴーゴーおそうじ隊。レッツゴーおそうじ隊。そうじのことのならまかせんしゃい。上級生から教わる"そうじの大切さ"。博多弁バイリンガル絵本。わなげ、かきこみ式お楽しみオマケ付。

感想・レビュー・書評

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  • わんぱく小学校シリーズ第4弾。今のところこれが最後かな?
    紅白帽のたかふみくんが主役に。
    わんぱく小学校は大掃除。1年2組のみんなは6年生と一緒に図書室掃除。でも番長たちはかくれんぼ。「ぼくたちの教室でもない図書室を何で掃除しなくちゃいけないんだ?」
    しかし、かくれんぼの途中でたかふみくんは掃除の秘密兵器を見つける。「明日の1年2組の教室掃除はぼくたちにまかせろ!」息巻くたかふみくん。さぁどうなる?

    転校生サムソンもすっかり仲間入り。
    今回は担任の先生の存在もチラッと感じるようになった。

    みんなで使う場所を大切にしようね。という当たり前だけれど大事なことを教えてくれる。

    読んでいて、そういえば1年の時の6年生って随分大人に見えたよなぁ、としみじみした。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「「たら」「れば」は無いんでしょうけど。」
      事件があった時には、いつも思うのですが、何とかして学校の閉鎖性を取っ払わなきゃって、、、
      本当に...
      「「たら」「れば」は無いんでしょうけど。」
      事件があった時には、いつも思うのですが、何とかして学校の閉鎖性を取っ払わなきゃって、、、
      本当に子どもが好きで先生になろうと思う人を採用して欲しい。また今までの遣り方を変えて「大切なことをちゃんと」教えて遣って欲しい。。。
      2012/07/11
    • norigami112さん
      nyancomaruさん、本当に悪いことは悪いと堂々と宣言出来る場所になるといいのにと思います。保身第一じゃなくて。大人がそういう見本を見せ...
      nyancomaruさん、本当に悪いことは悪いと堂々と宣言出来る場所になるといいのにと思います。保身第一じゃなくて。大人がそういう見本を見せていかないと、子どもたちはどんどん「他人がどんな状況でも自分が安全ならばいい」大人に成長してしまう気がします。
      2012/07/12
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「本当に悪いことは悪いと」
      学校の先生も親も、時には「正直者が馬鹿を見る」コトがあっても、正しいコトを貫く姿勢を見せなきゃダメなんでしょうね...
      「本当に悪いことは悪いと」
      学校の先生も親も、時には「正直者が馬鹿を見る」コトがあっても、正しいコトを貫く姿勢を見せなきゃダメなんでしょうね。。。
      でも、正しいコト=利益だと思ってる人が多いから要注意ですが、、、
      2012/07/13
  • 先日、田川市美術館のよしながこうたく原画展に行ってきました。
    その直前に購入しました、シリーズ第4弾。
    赤白帽のウルトラマンスタイルの彼が主役です。

    さらさらと標準語で読み進めてしまうと、
    この絵本の魅力は発揮されませんね。

    やはり、福岡のことばで、
    このインパクトのある絵を感じることが大事なようです。

    なんで自分たちの教室でもないのに、
    図書室なんて一生懸命掃除しなくちゃなんないのさ。

    「そうだそうだ」と思ったら、読んでください。

  • わんぱく小学校シリーズ。相変わらずはちゃめちゃ。掃除の大切さがわかる?!お話になっています。

  • 1年生の息子もちょうど6年生との縦割り清掃が始まったところだったのでタイムリー。
    お兄さんお姉さんと一緒だから番長たちもおとなしく…かと思えば、そんなの関係ねーとばかりに掃除をサボってクラスの女子からブーイングwおそうじ隊長のたかふみを筆頭にしたおそうじ隊の結成も大騒動の予感しかしないw
    相変わらず1年2組の担任の先生の影が薄いのが気がかりだが、今回番長たちをビシッと諭してくれるのは6年生。彼らの落ち着きぶりと心の広さが輝いている!番長たちも息子もどんな6年生のお兄さんになるのか楽しみになるなぁ。

  • 絵柄 : 個性的・迫力・カラフル
    文字数 : 小~中 漢字 : 全ルビ

    正直もっとお下品(失礼)かと思ってましたが、そんなことはありませんでした!内容は悪ガキBOYS改心系の良い話だったので、悪いことを逆に学んじゃうのではとのご心配は大丈夫かとも思われます。本棚登っちゃったり掃除サボったりとかね…後でちゃんと心入れ替えます。
    小学生あるあるの「ちょっと男子ぃ~」感が懐かしく読めました。
    色的に仕方ないのかもしれませんが、文字が少し見づらかったので星マイナス1。
    かつて小学生だった大人も面白い作品です。

  • おそうじの意味がわかるかな

  • 2013.04.10読了

  • 「わんぱく小学校シリーズ・4」。

    毎度毎度、番長グループの悪逆非道な行いには「コラァー!!!」と怒鳴りつけてやりたくなるぜ……。
    今回は掃除編。それも、自分たちが普段使う教室ではない場所(図書室)の大掃除を割り振られた事から、お話が始まります。

    6年生と共に図書室掃除を担当する1年2組の面々。
    番長率いる一部の男子は、掃除そっちのけでかくれんぼに夢中。
    業を煮やした女子から注意されるも、聞く耳を持ちません。
    そんな中、掃除用具箱に隠れていたたかふみは、あるものを発見。
    翌日の清掃時間には、遊び半分で「おそうじ隊」なるものを結成しますが――……。

    『飼育係長』の時にも書きましたが、このシリーズの黄金パターン「子どもならではの浅はかさが劇的に改善される」が、子ども自身の気付きによってもたらされるのがいいんですよね。
    正直怒鳴りつけたい、とは思うけど、頭ごなしに怒鳴られたって効果などないだろうし。他の方のレビューでたまに拝見する「このクラスの担任は何やっとんじゃ」問題も、そういう事なのかもしれません。

    私は従順な子どもだったので、おとなしく掃除してたけど、言われてみれば「なぜ掃除をするのか?」なんて考えたこともなかったな。あれは従順だったんじゃなくて単に思考停止してたんだな。

    それにしても、1年から見た6年はほぼ大人、という懐かしい感覚がものすごくよく伝わってきます。

  • 2014.5月 市立図書館

    5歳の息子も大爆笑。
    絵の迫力がすごい。

  • わんぱく小学校シリーズ、掃除編。「なんで自分の教室じゃない場所もそうじしないとだめなの?」に答えます。 

  • おバカな男子達が巻き起こすお掃除事件。
    なぜ自分たちが使わない図書室まで掃除をするのか。
    6年生のお兄さんたちがどうして1年生のクラスまでピカピカにしてくれたのか。それはね。
    チビちゃんが図書室で真剣に読んでいるので、なるほど、こういう展開だと読みやすいんだなあ。
    チビちゃんも学校のお掃除はこういう気持ちでやってるの?
    「はあ?なんで?この本さ。謎の生物がすげえたくさん出てくんだよ。みて、これナメクジなのか虫なのかわかんなくね?コビト図鑑みたいだよね。」(S9)

  • 迫力ある絵、お決まりの流れ(笑)。楽しく読めます。

  • サムソンマシンがこわれてしまうところがおもしろかったです。

  • 図書室の掃除をしたくない子たちが、ロッカーから掃除機を発見。
    みんなに教室の掃除は自分たちに任せてと、掃除機を掛けると、掃除機は暴走しなんでも吸い込んでしまう。
    収拾のつかない事態になってしまい、犯人たちは逃げる。
    恐る恐る戻ってみると何故か6年生が掃除をしていて、教室はピカピカに。
    どうして、自分の教室じゃなのに掃除をするのかを聞くと、ここは自分たちが1年生のときに使っていた教室で思い出がある。
    君たちが2年生になったら、新しい1年生が使う教室だ。
    学校はみんなで使うものなのできれいにしたいのだ、と。
    これに感動した子供たちは今度からきちんと掃除をするようになる。

    すごくシュールで、最早ギャグ。
    内容(文章)よりも絵の迫力を楽しむ作品。

    奥付に、「この作品はフィクションです。掃除機を改造しないように」とかあるのが面白かった。
    博多弁の訳も載っているので、そっちで読んでも面白そう。

  • 「給食番長」に嵌まった長男に、第2弾として借りてきた絵本。
    赤白帽ウルトラマンのたかふみが主役。
    「なんで自分たちの教室でもないのに掃除しなくちゃいけないの?」という1年生と、文句も言わず失敗した1年2組の掃除をしてくれる6年生…
    話の内容を絵の迫力が後押ししていますね。

  • 相変わらず、絵がすてき。

  • 絵がパワフルです。掃除の臨場感がはんぱないです。
    ほこりたちがなぜだが愛おしいと感じてしまいます。
    1年生にとって6年生ってどうしてあんなに大人に見えるのでしょうか・・・?
    絵本にもその様子が伝わってきます。思いやりの気持ちが芽生えるのでは。

  • 給食番長シリーズ4冊目。
    今回は掃除がテーマで、しかも図書室をサボるところからはじまる。6年生に掃除の心を教えてもらう。

  • 今年の発表会で星組(保育園の隣のクラス)の演目「でうせつのきょだいあんまんをはこべ!」の著者よしながこうたく氏の作品。

    絵が現代的(クレヨンしんちゃんっぽいおふざけ感)でアー坊は大好きでした。

    ストーリーの内容は示唆に富んでいて僕も好きだったので、このシリーズも借りていきたいと思います。

  • 3年生の「読み聞かせ」用に購入しました。何で自分達の教室でもない図書室をそうじしなくちゃいけないの?という子ども達の疑問が面白可笑しく描かれています。博多弁のバイリンガル絵本です。福岡出身の方に読み聞かせて貰えたら、凄く楽しいと思います。

  • 掃除機をみつけてはしゃいで暴れて大変なことになるけど
    六年生が1年生のクラスをピカピカにしてるのを見て改心

  • お掃除の大切さを学べます。よしながさんの濃い絵も臨場感たっぷりで、夢中に読み進めちゃいます。

  • おそうじたいちょうが
    「うおりゃ~っ」ってするところが
    おもしろい。

    ウルトラおそうじきんぐもおもしろい

  • H22年12月 6-3

  • みにぴ ミク氏 2011.01.15

  • 毎日、お掃除しないおそうじ隊長。
    いつもいつも遊んでばかり。
    でも上級生は、掃除場所じゃない場所も掃除してくれて…。

  • そうそう…言ってたなぁ。
    なんで自分の教室でもないのに、俺達が図書館掃除しなきゃなんないんだ!って。
    私は、「それはね。ここはみんなで使う場所だから。本当はみんなで掃除しなきゃいけないのだけど、みんなじゃ多すぎるから、あなた達は全校の代表としてここを掃除する役に選ばれたんだよ。あなた達だからこそ選ばれたんだよ。」って言ってた。
    なんだか納得したような、してないような顔してたな。

    実際良くわからないしね、この説明じゃ。

    しかし、ここの6年生はできた6年生ですね。
    ほんとにこんな6年生がいたならいいんだけど…。
    実際は、1年と一緒になって遊びそうだな…。

    いつの間にかサムソンはすっかりこのメンバーの一員ですね。

    あと…。恐竜は49じゃなくて45。

  • 3歳5ヶ月姉姫にウケのよかった『あいさつ団長』の同シリーズという事で、図書館で見かけて借りてみた(ホントは『給食番長』狙いだったんだけど、無かったんで)
    相変わらず小二男子のテンションの高さ、読み聞かせは体力勝負っす。でもその甲斐あってか、姉姫は毎回この絵本を持ってきては「読んで」とせがむようになりました。……他に借りてる本が読めないよう。

  • 給食番長の続編。たかふみくんはおそうじ隊長。1年2組はまたまたにぎやかです。

  • なぜ低学年の掃除まで6年生が手伝ってくれるのか?それは学校が

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著者プロフィール

1979年、福岡県生まれ。九州産業大学デザイン科卒業。18歳から作家活動をはじめ、イラストレーターとして国内外のさまざまな媒体の仕事を手がける。はじめての絵本『給食番長』が人気となり、シリーズ化。続刊に『飼育係長』・『あいさつ団長』・『おそうじ隊長』・『ちこく姫』(以上、好学社)がある。他の作品に、『ぷっぺと銭湯おとうさん』(好学社)、『かみなり』(文・内田麟太郎/ポプラ社)、『ばあちゃんのおなか』(文・かさいまり/教育画劇)、「ようかい ガマとの」シリーズ(あかね書房)、「ぼくだってウルトラマン」シリーズ・『でんせつのきょだいあんまんをはこべ』・『ゆけ! ウチロボ!』(作・サトシン)・『おえかきしりとり』(共作/新井洋行・鈴木のりたけ・高畠那生/いずれも講談社)など。

「2015年 『いちねんせいの1年間 ぼくら ちきゅうじん だいひょう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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