BOOKS ON JAPAN 1931 - 1972 日本の対外宣伝グラフ誌

著者 :
  • ビー・エヌ・エヌ新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861008269

作品紹介・あらすじ

世界へ向けられた日本のグラフィズム、その開展と結実。

感想・レビュー・書評

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  • 近現代の日本はずっと背伸びの歴史を繋いでいるのかもしれないと思いました。
    良く見せたい素晴らしいと思われたいという願望と
    過度な経済の隆興願望と相まって、戦争や公害の引き金になったのだろうと、多数のグラフ誌紹介を見て感じました。

    現代の情報は縦にスクロールして見る導線のものばかりですが、ブックはスクロールではできない紙さばきで情報を掴むことができます。抑揚はブルーライト下ではダウンするはず。
    オフラインの底力を感じました。

    ※6年前に京都造形大での課題用に購入しました。
    久しぶりに再読。

  • 満洲事変が勃発した1932年から、札幌オリンピック開催の1972年までの対外宣伝を取り纏めた雑誌。

    第二次世界大戦前の対外宣伝のデザインがとてもシンプルで、洗練いることに目が奪われる。

    何年経過しても失われない洗練さに、
    洗練とはなんなのか?どうしても哲学的な問いが生まれてしまう。

  • 写真
    美術
    社会

  • -

  • 帯文:"世界へ向けられた日本のグラフィズム、その開展と結実。"

    目次:第I部 1931-1945、PRESENT-DAY JAPAN、JAPAN TODAY AND TOMORROW、JAPAN A PICTORIAL INTERPRETATION、ASAHIGRAPH OVERSEAS EDITION、・・・他、第II部 1946-1972、TOKYO FALL OF 1945、JAPAN pictorial、JAPAN The Pocket Guide、GIRLS OF JAPAN MUSUME、NEW JAPAN、LIVING HIROSHIMA、日本JAPAN、・・・他

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著者プロフィール

1974年山形県生まれ。森岡書店代表。著書に『荒野の古本屋』(小学館文庫)、『800日間銀座一周』(文春文庫)などがある。共著の絵本『ライオンごうのたび』(あかね書房)が全国学校図書館協議会が選ぶ「2022えほん50」に選ばれる。現在、小学館「本の窓」オンラインにて『銀座で一番小さな書店』を、資生堂『花椿』オンラインにて『銀座バラード』を連載中。「森岡製菓」の屋号でお菓子の販売とプロデュースも手掛ける。

「2023年 『ショートケーキを許す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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