START INNOVATION ! with this visual toolkit.〔スタート・イノベーション! 〕―ビジネスイノベーションをはじめるための 実践ビジュアルガイド&思考ツールキット

  • ビー・エヌ・エヌ新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861009648

作品紹介・あらすじ

現場からビジネスモデルをシフトするためのイノベーション入門。どうやってイノベーションを起こすのか!?偉大な探検家たちの成功体験になぞらえた、著者独自のイノベーションメソッドで、プロジェクト設計、チームのつくり方、ファシリテートや意思決定のポイントなど、現実的な実践プロセスを徹底レクチャー!ビジネスモデルイノベーション協会推薦図書。

感想・レビュー・書評

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  • 2016年最初の読了はビジネス書。

    「START INNOVATION!」は、あるべき姿のイノベーションの考え方だけではなく、インターナル・マーケティング、社内突破のための転ばぬ先の杖を示している。

    良い点は目安の時間を示している。
    イノベーション推進部門は(このフェーズはどのくらい時間をかけるべきか?、どのくらいの人数で行うべきか?)に悩む。
    意思決定者からリソースを確保しなくてはいけないからだ。
    企画の段階でリソースを示さなくてはいけないからだ。
    その点において、目安の時間を示してくれているのは参考値となる。(できないけど...)

    また各種ツールの紹介リンクもあるが、リンク切れも多い。

    イノベーションを推進する部門にとって、イノベーション・プロセスの設計指針になり得る書である。

  • イノベーションに関するヒント、事項が網羅的に記載された一冊。

    <メモ>
    ・あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない スティーブ・ジョブズ

    ☆成功を収めるために必要なもの1危機感2勇気3新技術4チームワーク5粘り強さ

    ・イノベーション10の教訓
    約束の地、目標は一番乗り、グループ作業、長い旅、生還できないリスク、セレンディピティ、
    1情熱2危機感3目的4チームワーク5計画6準備7専念8粘り強さ9新技術10感情移入・共感
    ・イノベーションが必要な10の理由
    1ニーズとウォンツの変化2新しい顧客層3新しい販路4新しいビジネスモデル5新技術6売上利益の増加7新規性8市場自由化9イノベーティブな思考の浸透10イノベーション機運の高まり
    ・デザインシンキング
    1共感 他者を思いやれる 2統合的な思考 様々な面から問題を捉える 3楽観主義 4試したがり 5コラボレーション
    ・コンセプトテスト
    1現状把握 不満を把握しているか
    2明確性 コンセプトは明確か
    3魅力度 魅力的か
    4ブランドとのフィット ブランドとコンセプトはあってるか
    5購入 あなたらなら買うか

    ・コンセプトチェックリスト
    1 顧客の不満と関係するか
    2 顧客の不満の解決になっているか
    3 コンセプトの特徴は顧客にわかりやすいか
    4 顧客にとって試しやすいか
    5 新コンセプトに切り替える際顧客にリスクはないか
    6 売上利益目標はクリアできるか
    7 自社の現行製品とカニバらないか
    8 ブランドの立ち位置にフィットしているか
    9 自分たちで作れるか
    10 大規模な投資をせずに作れるか

    ・新アイデア具現化するための新ルール
    1創造的な人材プロセスの管理には創造的な管理手段が必要
    2プロマネはプロジェクトの技術課題を知らないほどいい
    3プロジェクト終了後のことの方が進行中のことより重要
    4ステークホルダーが策定に関わっていないプロジェクトなど個人の妄想にすぎない
    5プロマネはステークホルダーと過ごす時間が多いほどいい
    6プロジェクトの成功は何か定義できていないと目標達成はおぼつかない
    7金額で示す
    8ステークホルダーはあなた次第で敵にも味方にもなる
    9将来を予測できねば詳細な計画は練れない
    10 プロジェクトが滞りなければ不安に感じろ

  • 会社の何かの勉強会に使われていた書物で、私もその勉強会には参加していないが改革をスタートさせようかなと読もうと思う。
    が本が手に入ったときには別の課題が山積みになっており、イノベーションをスタートさせようという気持ちがしぼんでしまっていた。そんな中で読んだからかな、あまり頭に入ってこなかったな。

    大公開時代やロケット等過去のイノベーション例、失敗例も交えイノベーションを始める、進める方法を説明。
    必要なものの一つに「危機感」と言うのは同意。

  • 富士通デザイン加藤さん主催「あすよみ」イベントでの課題図書。冒険家の挑戦という実話を通じてイノベーションをわかりやすく説明。「大企業ではイノベーションは起こせない?」という仮設に対して「No」を突き付ける一冊。コロンブスなどの冒険家は国家という、大企業以上の組織を動かして冒険に出かけた。そして、新大陸を発見した。「大企業だからイノベーションは起こせない」は言い訳だということを気づかせてくれる一冊であり、「あすよみ」イベントでした。

  • 購入

  • アイディア発想術の参考になるかと購入。イノベーションを冒険に見立て、マゼランやコロンブス、ヒラリー卿の取り組みから学ぼうというのはわかるが、それなりの分量にもかかわらず、同じメッセージの繰り返し。役立ったのは巻末の資料集やお役立ちツール一覧くらいか。

  • 似通った装丁や表題の本があるが、そちらのレベルを期待するとがっかりするだろう。

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著者プロフィール

1960年生まれ。イノベーションの世界的権威。科学的に効果が実証され、全世界で導入されているイノベーションの開始手段FORTHイノベーションメソッドの生みの親でもある。3冊目の著作『The Innovation Maze(イノベーションの迷路)』は、オランダでマネジメント分野の年間最優秀書籍に選出された。33万人のフォロワーがいるリンクトインのインフルエンサーでもあるファン・ウルフェンは、イノベーションとデザイン思考の講演者として世界中をまわり、実践的な手法で優れたイノベーターの育成をサポートしている。
www.gijsvanwulfen.com

「2023年 『ハイブリッド・イノベーション イノベーションの障壁を リモートワークで乗り越える!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ハイス・ファン・ウルフェンの作品

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