START INNOVATION ! with this visual toolkit.〔スタート・イノベーション! 〕―ビジネスイノベーションをはじめるための 実践ビジュアルガイド&思考ツールキット
- ビー・エヌ・エヌ新社 (2015年2月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861009648
作品紹介・あらすじ
現場からビジネスモデルをシフトするためのイノベーション入門。どうやってイノベーションを起こすのか!?偉大な探検家たちの成功体験になぞらえた、著者独自のイノベーションメソッドで、プロジェクト設計、チームのつくり方、ファシリテートや意思決定のポイントなど、現実的な実践プロセスを徹底レクチャー!ビジネスモデルイノベーション協会推薦図書。
感想・レビュー・書評
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2016年最初の読了はビジネス書。
「START INNOVATION!」は、あるべき姿のイノベーションの考え方だけではなく、インターナル・マーケティング、社内突破のための転ばぬ先の杖を示している。
良い点は目安の時間を示している。
イノベーション推進部門は(このフェーズはどのくらい時間をかけるべきか?、どのくらいの人数で行うべきか?)に悩む。
意思決定者からリソースを確保しなくてはいけないからだ。
企画の段階でリソースを示さなくてはいけないからだ。
その点において、目安の時間を示してくれているのは参考値となる。(できないけど...)
また各種ツールの紹介リンクもあるが、リンク切れも多い。
イノベーションを推進する部門にとって、イノベーション・プロセスの設計指針になり得る書である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
会社の何かの勉強会に使われていた書物で、私もその勉強会には参加していないが改革をスタートさせようかなと読もうと思う。
が本が手に入ったときには別の課題が山積みになっており、イノベーションをスタートさせようという気持ちがしぼんでしまっていた。そんな中で読んだからかな、あまり頭に入ってこなかったな。
大公開時代やロケット等過去のイノベーション例、失敗例も交えイノベーションを始める、進める方法を説明。
必要なものの一つに「危機感」と言うのは同意。 -
富士通デザイン加藤さん主催「あすよみ」イベントでの課題図書。冒険家の挑戦という実話を通じてイノベーションをわかりやすく説明。「大企業ではイノベーションは起こせない?」という仮設に対して「No」を突き付ける一冊。コロンブスなどの冒険家は国家という、大企業以上の組織を動かして冒険に出かけた。そして、新大陸を発見した。「大企業だからイノベーションは起こせない」は言い訳だということを気づかせてくれる一冊であり、「あすよみ」イベントでした。
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購入
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アイディア発想術の参考になるかと購入。イノベーションを冒険に見立て、マゼランやコロンブス、ヒラリー卿の取り組みから学ぼうというのはわかるが、それなりの分量にもかかわらず、同じメッセージの繰り返し。役立ったのは巻末の資料集やお役立ちツール一覧くらいか。
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似通った装丁や表題の本があるが、そちらのレベルを期待するとがっかりするだろう。