さよなら、インタフェース -脱「画面」の思考法

  • ビー・エヌ・エヌ新社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861009938

感想・レビュー・書評

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  • 書き方がとてもユニークで面白い。本を読むことを体験としてとても考え込まれている。
    著者と話しているような気持ちで読めたし、考え方も面白かった。

  • 外国人の陽気なおじさんが、ユーモアを交えて「画面が正義じゃないよな!」って言ってる本。
    ※2015年出版なのでテクノロジー的にはちょい古い部分もある

    「ぼくたちの世代は、すごく優秀な人材が、ユーザーに広告をクリックさせるコツばかり考えてるんだからげんなりさ」

    読み込みの待ち時間を見開きで表現したり、ダウンロードの待ちを同じ内容の文章の長さで表現したり、紙の使い方も面白い本。

    「いつもの手順を把握して、それを活かす」が全体を通して提唱してるコンセプト。
    最初にスクリーンの画面から考え始めるのはやめよう。

  • 「ユーザビリティーを高める=画面を使いやすくすること」という固定概念を壊してくれた。

    原題は「The Best Interface is No Interface」。
    「インターフェース」の原義は、「境界」という意味で、まさにユーザーとその目的の「間に入り、その境界となるもの」であると。
    だったら、そんな「境界=インターフェース」は本来はないに越したことはないのに、
    現代のUXデザイナーの多くが「画面=インターフェース=境界」を作ることを自分の仕事だと勘違いしてる、というのが著者の問題意識です。

    UI、UXのことをもっと知ろうと思うきっかけをくれた本です。

    ジョークもたっぷりで楽しく読み進めながら、読み終える頃にはいつの間にか、本質的に使いやすい(というか、「使う」という意図さえ必要ないような)システムのヒントをたくさんもらえていた。

    そんな本でした。

  • インターフェースがないのが最高のインターフェース

著者プロフィール

デザイナー。大学を卒業後、著名なインタラクション・デザインのコンサルタンティング・ファーム、クーパー社(サンフランシスコ)で勤務。その後、シニアUXデザイナーとしてサムスン電子やネット靴店ザッポスなど大企業やスタートアップの研究所で、未来の消費者向けテクノロジーの構想や実用化に取り組んでいる。また、ブログや著書、各種カンファレンスでの講演などで、「The Best Interface is No Interface」のコンセプトの普及にも努めている。

「2015年 『さよなら、インタフェース』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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