「危難の時」「救い」「寛容」をテーマに近現代の英米独の文学作品を読み直し、文学が本来秘めている、精神的挑発性を解き放つ。
今村武(いまむら・たけし) 東京理科大学教養教育研究院教授。専門は18世紀ドイツ文学、ドイツ演劇。著書に『十八世紀スイス文学とシュトゥルム・ウント・ドラング―源流としての美学的共和主義』(春風社、2022年)、『救いと寛容の文学―ゲーテからフォークナーまで』(共著、春風社、2019年)、『人間関係から読み解く文学―危難の時の人間関係』(共著、日本人間関係学会・文学と人間関係部会編、開文社出版、2014年)、『近代ドイツ文学の萌芽と展開』(南窓社、2012年)、『不道徳な女性の出現―独仏英米の比較文化』(南窓社、2011年)等がある。 「2023年 『越境のパラダイム、パラダイムの越境』 で使われていた紹介文から引用しています。」