「伝統」が制度化されるとき――日本占領期ジャワにおける隣組

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  • Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861108242

作品紹介・あらすじ

日本占領下のジャワにおいて日本の隣組制度が導入・推進され、独立後にもそれは新たな形態で繰り返し展開された。本書はこの歴史を、ゴトン・ロヨンというジャワの「伝統」慣習が制度化され、住民たちが相互扶助を重んじる「伝統」の実践者へと自らなっていった過程としてあとづける。

著者プロフィール

創価大学文学部人間学科教授。歴史社会学、戦争社会学、インドネシア地域研究。主な著作に、「日本占領期ジャワにおける「喜捨」の制度化」―バンドゥン県のバイトゥル・マル(baytoel-mal)を中心として」(中野毅、平良直、粟津賢太、井上大介編『占領改革と宗教―連合国の対アジア政策と複数の戦後世界』専修大学出版部、2022年)、  「大東亜共栄圏構想と国民のアジア語学習―馬来語の事例」(『社会学評論』69(3)、2018年)、「日本占領期ジャワにおける占領統治と衛生の確立」(『戦争社会学研究』2、2018年)など。

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