究極のリーダーシップ~ 最大の成果をあげるための10の極意
- サンクチュアリ出版 (2020年6月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861138683
作品紹介・あらすじ
発行:かも出版リーダーシップを取る人に必要なのは「ブレない心」です。
強い意志が、結果的には組織を大きな成長へと導きます。
その一方で、見当違いのゴールを指し示してしまうと、メンバー全員を不幸のどん底に連れていってしまいます。
だからリーダーは、世の中の目まぐるしい変化を捉え、学び続ける必要があります。
良いリーダーの条件は、頭のよさや知識の量ではありません。
良いリーダーの根底は、常に学び続ける向上心です。
そして、マネジメントに必要なのは、とにかく徹底した「きめ細やかさ」です。
なぜそのゴールを目指すのか。どうやったらゴールにたどり着けるのか。
メンバーが理解してくれるまで、何度も何度も繰り返し伝えましょう。
企業のリーダー研修を実施すると、
「部下に何度も同じことを言ってしまうのですが...どうすればわかってもらえるのでしょうか。」
という質問をしていただくことが多いです。実は答えは簡単なんです。
「伝わるまで、何回も伝え続ける」
伝える回数は、部下の人柄や要件の難易度によって違います。
メンバーが理解してくれるまで、根気強く伝え続ける必要があるんです。
リーダーシップを取るために必要なことは、ブレない心と向上心。
マネジメントに必要なことは、愛とお節介。
本当に良いリーダーは、「リーダーシップ」と「マネジメント」の違いを理解しています。
ブレない心でチームにゴールを示し、きめ細やかな指示でゴールへと導き、組織を成長させます。
それらの前提となるものは、組織のメンバーへの愛と情熱です。
メンバーに対する愛を育み、情熱を持って接することができるリーダーになるために知っておくべき10の極意を本書ではご紹介します。
本書を読んだあなたが、最高の組織作りができるリーダーになる第一歩を踏み出せることを心から願っています。
<コンテンツの例>
朝礼スピーチの極意とは! ?
お金ではない、部下が大切にしている価値観とは! ?
一流のリーダーが部下に語るべき3つのこととは! ?
部下に直接指導をしてはいけない! ?
部下は背中で本音を語る! ?部下の内なる声を聴け!
部下が報連相ができないのは、上司に聴く力がないからだ!
部下は叱って育てる?褒めて育てる?
感想・レビュー・書評
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究極のリーダーシップ~ 最大の成果をあげるための10の極意
著:鴨頭嘉人
リーダーシップとは、「ゴールを指し示し、メンバーを導くこと」である。マネジメントとは、「モチベーションを高く保ち、安心・安全が確保された状態でゴールにたどり着くためのあらゆる必要なサポートをすること」である。
いまだかつて辿り着いたことのないゴールをリーダーシップによって指し示し、マネジメントでそれを実現する。これが、リーダーシップとマネジメントの関係である。
良いリーダーの根底にあるのは、向上心であり、マネジメントに必要なものは「きめ細やかさ」である。ブレない心でゴールを示し、きめ細やかな指示でゴールへと導き、組織を成長させる。それらの前提となるのは、メンバーへの愛と情熱である。
本書の構成は以下の3章から成る。
①部下が辞めない強い組織を作る。リーダーのあるべき姿とは
②部下が育ち、部下のモチベーションを上げる具体的なテクニックとは
③超一流はやっている。圧倒的なリーダーシップを発揮するために今日から始めるべきトレーニングとは
面白く楽しく本を読めた。
失礼ながらとびきり特別なことが書かれているとは言えない。しかし、人の琴線に触れる、言葉のチョイスであったり組み合わせであったりタイミングであったりと全てが計算つくされてアウトプットされている。
表面的なことだけではなく、だからといってアカデミックな言葉で濁すことでもなく、ちょうどよい塩梅で人の心をくすぐりながら誰もができそうなやりたくなるような背中を押してくれるような表現で構成されている。
書かれていることは、やり始めるのはできるかもしれない。しかし、それを体系的に捉えて一貫して継続してできるかどうかは著者のいう人への愛やブレない強い心と信念がないとそれは成し遂げることはできる。
多くの指示を受け大活躍の著者。その理由が本書だけでもわかったような気がする。ますます著者の考えを学びたくなった。人を惹きつける真髄に触れたような気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
究極のリーダーシップ
最大の成果をあげるための10の極意
鴨頭 嘉人 かも出版
【はじめに】
「リーダーシップ」ブレない心と向上心
↪︎ゴールを指し示し、メンバーを導くこと
「マネジメント」愛ときめ細やかなお節介
↪︎モチベーションを高く保ち、安心・安全が確保された状態で、ゴールに辿り着く為のあらゆる必要なサポートをすること
【第1章 部下が辞めない強い組織を作る!
リーダーのあるべき姿とは!?】
・上司の役割=心のエネルギーをプレゼント
・プラスの言葉は、人生をプラスにする力
・幸せになれない子なんかいない 祈り 努力
【第2章 部下が育ち、部下のモチベーションを上げる具体的なテクニックとは!?】
・「理念」「現場」「夢」を語る
・他人を変えようとする者、得ることなく崩れる→✖️他人を変える○自分が変わる
・陰口をやめて、陰褒めをしよう(悪口禁止)
・自分より能力が高い部下を育てるのが管理職の仕事
・記憶残存率
↪︎(人から教わる1〜2割/人に教える7〜8割)
【第3章 超一流はやっている!圧倒的なリーダーシップを発揮するために今日から始めるべきトレーニングとは!?】
○「聞く」ではなく「聴く」三つの段階
①全身で聴く②自分の答えを持たないで聴く
③相手の声にならない声を聴く
・内なる声を聴けないようなやつは必要ない
⭐︎5つの承認力⭐︎
①結果承認②プロセス承認③行動承認④意識承認⑤存在承認:ハードルを下げ、量を増やす
・リーダーが意識すべきは「日常」
・心の報酬は与えれば与えるほど増える
⭐️承認には、人の人生を変える力がある
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ちょっと精神論に近くてやや嫌われる感じ。
もうちょっと理論的な視点がほしい。
ポイントは自分と同じだけれど。 -
リーダーは繊細な心が大切。
それは日々の積み重ね、相手に関心と感謝と承認。
これから相手のことを知るようにする、 -
シンプルだけどすごい大事 聴く見る承認する
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鴨頭氏のYOUTUBE映像の中での、リーダーシップやマネジメントに関する講演のエッセンスが詰まった本。総復習をする上ではコンパクトで役に立った。
「承認」がキーワード。そこに多くの意味がある。
特に、
〇「聴く」ことに徹する。
〇部下の良いところを観察し、把握する。
〇言葉にして伝える。
は意識してやっていきたい。 -
もはや生き方の極意。
他人を変えようとする者、得ることなく崩れる
こんなシンプルなのに、中々できない。
でも出来るようになりたいから努力する。
何回も何回も読み返したい一冊。