原発に侵される海―温廃水と漁業、そして海の生きものたち―

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  • 南方新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861243264

作品紹介・あらすじ

原発の温廃水によって、数十キロもの広範囲にわたって漁場が消滅し、壊滅した魚種も続出している。まさに沈黙の海だ。本書は、漁獲データ、魚に装着したタグの記録、海外の研究報告などをもとに、原発と海について全体的に解明した日本初の書である。

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著者プロフィール

1941年中国・大連生まれ。両親の出身地は山形県鶴岡、育ちは東京・新宿。東京海洋大学名誉教授、農学博士。人と魚と水の関係学専攻。
1970年より、原子力発電所、火力発電所、ダム建設、ゴルフ場など開発に揺れる全国各地の漁村を行脚し、漁民たちの研究会に数多く参加。地元夷隅東部漁協の組合員となり、最近は外房の漁業の調査を行っている。
著書に『釣と魚の科学』(産報出版)、『反生態学』(どうぶつ社)、『海と魚と原子力発電所』(農文協)、『魔魚狩り』『桜鱒の棲む川』(フライの雑誌社)、『放射能がクラゲとやってくる』『【新版】魚をまるごと食べたい』(七つ森書館)などがある。
自宅に資源維持研究所(千葉県いすみ市岬町泉887-2)を開設し、漁業を取りまくいろいろな問題への相談に応じている。

「2011年 『これからどうなる海と大地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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