旅名人ブックス46 イギリスの田舎町 第2版 (旅名人ブックス 46)

著者 : 阿部泉

制作 : 旅名人編集室 

• 日経BPコンサルティング (2006年8月12日発売)

感想・レビュー・書評

[bukuroseさんの感想 · 2021年5月6日]

イングランド、ウェールズ、スコットランドの小さな町を紹介。

イングランドでは表紙のような勾配のほとんどない穏やかな小さな川に沿って町がある写真が多くあった。
西部：ストラト・フォード・アポン・エイボン、オックスフォード（チャーウェル川）、ウォーリック（エイヴォン川）、アッパー＆ローアースローター（アイ川）、バイブリー（コルン川）、ウースター（セブン川）、バートン・オン・ザ・ウォーター（ウィンドラッシュ川）、
東部：ケンブリッジ（ケム川）、イーストコルベット村（ストウ川）、
北部：チェスター（ディー川）、ダービー（ダーウェント川）、

表紙は「アイ川沿い」の村。「アッパー＆ローアー・スローター」のページにあるがアッパー、ローアー、どちらなのかは分からない。表紙裏の説明には「ボートン・オン・ザ・ウォーター」とあるがこれはまちがいだと思う。グーグルでたどるとアイ川は下ってディクラー川と合流し、さらにボートン・オン・ザ・ウォーターのある「ウィンドラッシュ川」と合流する。ウィンドラッシュ川はニュー・ブリッジ町（オックスフォードの少し西）でテムズ川に合流した。

4年前の旅行でボートン・オン・ザ・ウォーターに行ってゆるやかな流れの小川が日本にあまりないなあと思ったが、写真ではたくさんあった。日本との地形の違い。


2002.9.17第1版　2006.8.14第2版・改訂新版第1刷　図書館

著者プロフィール

1950年生。埼玉県立高校の日本史教諭を32年勤める。歴史教育に関わる著書多数。『文学作品に学ぶ日本史』『日本史こぼれ話』『続日本史こぼれ話』（以上山川出版）、『手にとる日本史教材』『日本史モノ教育』『続手にとる日本史教材』（以上地歴社）、『京都名所図絵』（つくばね舎）等々。

「2013年 『和歌の自然歳時記』 で使われていた紹介文から引用しています。」