自分のことを「傷つきやすい」と感じている人へ: 「イヤなこと」が消える60の処方
- ぜんにちパブリッシング (2004年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861360305
感想・レビュー・書評
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全体的な印象はなんだか当事者の心理に寄り添ってないようなと思うが、落ち着いて再読すると参考になるところが多々あり。
・被害者意識
「で、(被害にあったけど自分は)どうしたいのか」という視点がないと生産的なものはでてこない。p89
・傷ついた気持ちに無理に向き合わなくていい。
とりあえず棚上げにして一所懸命会社で働いているほうがよほど立派。p119
・俗っぽい成功(お金、地位など)で埋め合わせるのも悪くない。傷ついて何もしないよりはるかにまし。p133
・自分がダメになったときに、本当につきあていける友人なのかどうかがわかる。p136
・自分を好きになるのは意外と難しい。自分を好き人なるとはダメな自分でも許すこと。p144
・人に負けるのが嫌なら勝てるフィールドで戦う。p183
・大人度。セクハラに会いました、傷つきましたといって同情はされても「面倒くさい」とされるだけ。笑って切り替えできる度量が試されている。p48詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で2時間くらいで読了。
なんていうか、自分は傷つきやすい人なんですよね、たぶん。それで、身近にいる人のことも、すぐバカにされたと思ってキレるのはやっぱり傷つきやすいからなんだなって。ここ最近考えてきたこととだいたい同じです。
ただはっとしたのが自分を好きになるということは「だめな自分でも許せるようになることだ」っていうこと。だめな自分を変えるんじゃなくて許すんですね。もちろん向上心は大切ですが、新しい発想でした。でもまだしっくりこないというか、完全に許してしまうとだめになってしまいますよね、確実に。そこはどうするんだろう。