自分のことを「傷つきやすい」と感じている人へ: 「イヤなこと」が消える60の処方

著者 :
  • ぜんにちパブリッシング
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861360305

感想・レビュー・書評

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  • 全体的な印象はなんだか当事者の心理に寄り添ってないようなと思うが、落ち着いて再読すると参考になるところが多々あり。

    ・被害者意識
    「で、(被害にあったけど自分は)どうしたいのか」という視点がないと生産的なものはでてこない。p89
    ・傷ついた気持ちに無理に向き合わなくていい。
    とりあえず棚上げにして一所懸命会社で働いているほうがよほど立派。p119
    ・俗っぽい成功(お金、地位など)で埋め合わせるのも悪くない。傷ついて何もしないよりはるかにまし。p133
    ・自分がダメになったときに、本当につきあていける友人なのかどうかがわかる。p136
    ・自分を好きになるのは意外と難しい。自分を好き人なるとはダメな自分でも許すこと。p144
    ・人に負けるのが嫌なら勝てるフィールドで戦う。p183
    ・大人度。セクハラに会いました、傷つきましたといって同情はされても「面倒くさい」とされるだけ。笑って切り替えできる度量が試されている。p48

  • 図書館で2時間くらいで読了。
    なんていうか、自分は傷つきやすい人なんですよね、たぶん。それで、身近にいる人のことも、すぐバカにされたと思ってキレるのはやっぱり傷つきやすいからなんだなって。ここ最近考えてきたこととだいたい同じです。
    ただはっとしたのが自分を好きになるということは「だめな自分でも許せるようになることだ」っていうこと。だめな自分を変えるんじゃなくて許すんですね。もちろん向上心は大切ですが、新しい発想でした。でもまだしっくりこないというか、完全に許してしまうとだめになってしまいますよね、確実に。そこはどうするんだろう。

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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