- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861370366
感想・レビュー・書評
-
四間飛車穴熊の定跡書
第1章 銀冠穴熊編
第2章 相穴熊編(ベイシック型)
第3章 相穴熊編(カウンター型)
銀冠穴熊と、相穴熊(△4四銀型のベイシック型、△4四歩型のカウンター型)を解説
先手・後手どちらも解説してある。
基本的な駒組みから、タイトル戦でも出てきた最新研究まで解説している。
居飛車も振り飛車も漠然と駒組みしてるだけでは作戦負けしてしまうことがわかる。
「基本・応用・研究」と分類わけされており、研究はかなりの深く、難しい変化まで解説している。
四間飛車穴熊党の人、居飛車の対四間飛車穴熊対策したい人には必須の本詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
プロの主流と思われる相穴熊が詳しい。
-
四間飛車穴熊の定跡書で、第二巻は居飛車穴熊・銀冠穴熊編。振り飛車が4筋に転換するのはわりと昔からある形なので経験・知識が重要になってくる。詳しい内容に関しては別のレビューをどうぞ。
(感想)指し手の意図や局面の解説が、前巻と同様に詳しく読みやすい。
(蛇足)振り飛車穴熊を指す場合の注意点のうけうり。
1)相穴熊、2)銀冠、3)各種急戦、4)地下鉄飛車・右玉、あたりは事前に一定程度対策を持っていないとクマった瞬間に作戦負けになりえます。広瀬さんの本で1~3は一定レベルまでカバーできますが、4になると力戦というくくりなので定跡書には期待できません。実戦で初見の戦法に対して相手の狙いを消しつつ攻め筋も確保する序盤は難しいはずなので、それほどメジャーでもありませんが注意すべきとこらしいので書きました。 -
四間飛車穴熊の急所1発売から年月が経ちました
一年程前に完成していたそうですが、納得がいかず、一から書き直したとあって内容は不満無しです
一手一手の意味や狙いを明確に提示していて、失敗例も記載されているので非常に読みやすいです
これから四間飛車穴熊を指そうとしている方や、戦法の幅を広げたい方には必携です
居飛車党、振り飛車党どちらの方にもオススメ出来ます