凌ぎの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス 7)

著者 :
  • 浅川書房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861370397

感想・レビュー・書評

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  •  自玉への王手に対する唯一詰まない応手や一見必至の状態での受けを考える「凌ぎ」、つまり最終盤で一手を稼ぐことに特化した一冊。
     敵玉を詰める、或いは寄せる本は数多く有るが、自玉の受けを扱った本は珍しい。当然、難易度はかなり高い。というのは、敵玉を寄せる場合は一つの寄せ筋を考えそれで寄れば良いが(問題集なら正しい寄せ筋は基本一つしかないのでそれにたどり着くまで読むしかないが実戦では正しい寄せ筋が複数あることが多いだろう)、本書のように自玉を守る場合は相手方がどのような寄せをしてきてもちゃんと受かっていることを確認しなければならないからだ。もう一つの理由は、詰将棋などで敵玉を詰ますことには慣れていても自玉の詰みの有無を読み切ることは不得手な人が多いだろうから。
     解いてみた感じとして僕が読むにはまだ早かったようなので、もう少し棋力が向上してからまた読むことにしようと思う。

  • やべえな、これ

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著者プロフィール

愛棋家として有名。代表作に『寄せの手筋200』『美濃崩し200』『凌ぎの手筋200』(浅川書房)、『必死道場』(マイナビ出版)などがある。

「2023年 『ロジカルな必死200』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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