本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861523649
作品紹介・あらすじ
精緻な描写と大胆な構図。
生命の躍動感にあふれる画面構成で鮮烈な印象を残す福井利佐の世界。
従来の切り絵とは一線を画す「KIRIGA(切り画)」と名付けられたグラフィカルで現代的な感覚を持つ作品群は、喜びや哀しみ、激しい怒りや諦観など、人の相貌、野性動物など、美しい生が、力強く、しなやかに刻み込まれています。
その独自の作品世界は、桐野夏生の小説『ポリティコン』『アポカルプシス』の挿画や、中島美嘉のCDジャケットなど、幅広く展開され高い評価を受けています。
本書は、代表作から最新作までを収録、福井利佐のアートワークを包括的に紹介。
駿府博物館での大規模個展(8月4日〜9月17日)にあわせて刊行します。
寄稿:桐野夏生
デザイン:尾原史和(soup design)
感想・レビュー・書評
-
中島美嘉のCDジャケットデザインに関わったことでも知られる福井利佐の、最新切り画作品集。今回は人間が多く描かれている。電車の中での何気ないしぐさや、顔の表情、いきいきとした鯉の姿など、躍動感あふれる、生々しい切り画が中心で、一見するとグロテスクに感じられるほどだ。切り画に閉じ込められた生命力を感じられる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示