- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861523717
作品紹介・あらすじ
「ひろしま」から始まった、あるひとつの絹の道。
石内都は、1979年、木村伊兵衛を受賞。
2005年には、母親の遺品を撮影した「Mothers」でヴェネチア・ビエンナーレで日本代表に選出されるなど、国内外で高い評価を獲得しています。
その後、広島の被爆資料のワンピースなどを撮った「ひろしま」を発表。
絹への関心を強めました。6歳まで過ごした群馬県桐生市が織物の産地であることから、2010年より銘仙や繭、織物工場、製糸工場の撮影を開始。
このたびの新作撮りおろしの「絹の夢」は、今もなお、美しく光沢を放つ近代日本の夢の跡形としての「絹」を見事に表現しています。
2012年10月開催、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館展覧会にあわせて刊行。
寄稿:沢辺満智子(養蚕研究者)、タカザワケンジ(文筆家)、蓑﨑昭子(桐生タイムス記者)
デザイン:中島英樹
感想・レビュー・書評
-
『ひろしま』で衝撃を受けた、石内都さんのルーツともいえる、
「絹の夢」。
桐生のご出身だとのこと。
今年の横浜トリエンナーレの参加作品で知る。
銘仙・・・
かつてどんな女性が袖を通したのだろう。
母の想い出話を聞きながら、一緒にページをめくった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絹の夢はもう二度とみることは出来ないけれど、蚕という不思議な虫が吐き出した繭から生まれる絹糸の、豊饒な輝きを纏う贅沢はいつまでも続けたい。
-
貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784861523717