白井晟一入門

  • 青幻舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861528712

作品紹介・あらすじ

いま、建築家・白井晟一の「美学」を語る。
全建築・約80件に迫る!

白井晟一(1905~1983)は京都で生まれ、京都高等工芸学校(現京都工芸繊維大学)図案科卒業後、ドイツで哲学を学ぶなど異色の経歴をもつ建築家。日本での建築のありかたを問い続け、丹下健三も加わった「伝統論争」などの論客として知られる白井は、そのユニークなスタイルから孤高の建築家、哲学の建築家などとも評される。

一方で、自著を含め多くの装丁デザインを手がけており、そのなかには「中公新書」の書籍装丁など現在まで使用されているものもある。書家としても知られ、多彩な活動で建築の枠組みを超え、独自の美学を形成した。本書は、初期から晩年までの白井建築や活動の全体像にふれる、いわば白井晟一の入門書である。

■掲載作品
河村邸(旧近藤浩一路邸)、嶋中山荘(夕陽の家)、渡辺博士邸(試作小住宅)、歓帰荘、秋ノ宮村役場、煥乎堂、松井田町役場、親和銀行本店、親和銀行東京支店、懐霄館(親和銀行電算事務センター)、滴々居、虚白庵、サンタ・キアラ館、ノアビル、石水館(静岡市立芹沢銈介美術館)、渋谷区立松濤美術館、ほか

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の内容紹介は『個別の人間に内省をうながす建築を目指した白井晟一。哲学的イメージで語られる建築と人物像に、新しい視点と豊富な資料で迫る入門書。全建築リストなど多数掲載。2021年10月~2022年1月開催の展覧会の公式図録』。

  • 建築学科の大学生時代に、白井晟一に夢中で
    白井にかんする本を読んだり、建物を見に行ったりでした。
    何十年ぶりに、白井氏の再確認ができました。
    おもしろい建築家です。

  • 図書館より。

    先日、珍しくテレビで松濤美術館の特集を観て。
    何度か行ったこともあり、気になって。
    さらり、とはいかないものの読了。
    文章の読みにくさは仕方ないのか(自分の読解力のなさを棚上げしてる)

    本当に入門本かと。
    もっと美術館について写真とか解説、読みたかったなぁ。

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